中部地方のアイコン

中部地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]

「環境省アクティブ・レンジャー国立公園写真展」

2011年11月24日
妙高
 今月の16日から1ヶ月の会期で、妙高市の新井総合コミュニティセンター・妙高市図書館と新井ふれあい会館を結ぶ長い通路の一部をお借りし、「環境省アクティブ・レンジャー国立公園写真展」を開催しています。

 私たちアクティブ・レンジャー(自然保護官補佐)は、自然保護官(レンジャー)の補佐役として、国立公園のパトロール、調査、利用者やボランティア対応、自然解説などの業務を担う環境省の職員で、2005年から各地の自然保護官事務所に配属されている非常勤の国家公務員です。

 この「アクティブ・レンジャー国立公園写真展」は、日頃国立公園等で働いているアクティブ・レンジャーが、「国立公園の魅力やアクティブ・レンジャー及び環境省の取り組みを一般の皆さんにぜひ知って頂きたい。」との熱い思いで、業務中に記録した多くの写真の中からセレクトし、展示しているものです。

 写真展としては、平成20年度から開催され、長野自然環境事務所管内の各会場を巡回展示しており、妙高高原地域では今年度2回目の開催となります。決してプロカメラマン作品のクオリティーはありませんが、その熱い思いを少しでも感じて頂ければ幸いです。

 開催前日の15日に、カタログの貼り付けから額と解説類の掲示までの作業を行いました。

 下の写真手前のパネル5枚両面には、妙高高原のある「上信越高原国立公園」の写真を、奥のパネル5枚には「中部山岳国立公園」の写真を、といったまとまりで、長野自然環境事務所管内のアクティブ・レンジャー8名が5枚ずつ出品した、計40枚の写真を掲示しました。
とりあえず、フックに額をひっかけるだけひっかけてから箱を片付けましたが…




 小雨がぱらつく平日の夕方、作業中にもかかわらず、後ろにはすでにご覧頂いている利用者の方が!

 事務局長さんをはじめとした新井文化振興事業団の皆さんにもご協力頂き、




 パネルやフックの他に、ポスター用額やイーゼル、テーブルをお借りするかたちで、多くの方に楽しんで頂けそうな会場を、なんとか予定通り準備することができました。

 開催前に見せて頂いた展示スペースは、「油彩画が壁に展示されている、落ち着いた雰囲気の憩いの通路」といったおもむきでしたが、全長20メートル弱のパネルを設置してみると一転、「迫力の展示スペース」に生まれ変わりました。




 今回、会場をお貸し頂いている新井文化振興事業団様をはじめ、広報にご協力頂いた地元の組織や団体、新聞各社や地元ラジオ局といった多くの皆様のお力添えのもとで、この写真展を開催できる運びとなりましたことを、この場をお借りし、担当者として心からお礼申し上げます。

 今後この写真展は12月~1月に「休暇村乗鞍高原」、2月前半に「長野県庁」、2月後半に「大町合同庁舎」を会場として巡回展示させて頂く予定で、3月中旬からは「道の駅あらい くびき野情報館」でも開催を予定しています。

 寒さが日ごとに厳しくなってまいりますが、お近くにお寄りの際は是非各会場に足を運んで頂き、四季折々の国立公園のありのままの姿を感じて頂ければと考えております。また、写真展だけにとどまらず、様々な業務を通して、環境省の日々の取り組みを一人でも多くの方にお伝えしていきたいと考えております。

 今後の写真展開催に関する詳しい情報は、

「環境省長野自然環境事務所」 電話 026-231-6570

 までお問い合わせ頂くか、

「環境省長野自然環境事務所ホームページ」
https://chubu.env.go.jp/nagano/

 でご確認ください。