アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]
この世で一番
2011年06月16日
名古屋
この世で一番好きな鳥は、コアジサシだ。なぜ好きなのかというと、オスが男らしいからだ。最近の草食男子に見てもらいたい、と思うほど、その姿はたくましい。
*藤前干潟の初夏の主役コアジサシ(絶滅危惧Ⅱ類 VU)
5月の半ばを過ぎたあたりから、「キリキリキィキィ」という鳴き声が響きわたる。藤前干潟の初夏の顔、コアジサシが繁殖のためにやってきたのだ。
全長は25センチ。初めて見た時、アジぐらいの大きさの鳥が飛んでいる、と思ったのだが、あとでその鳥の名前を聞いて驚いた。
名前の由来のひとつに、空中から水中に突入して魚を捕る様子が、鰺刺(アジサシ)のようだ、という説があるほど、その動きは速い。鮎鷹(アユタカ)という別名もあるそうだ。
*ホバリングした後、水にダイビングして獲物を捕る。
俊敏な動きで、餌を採っては、メスに届け、愛を告白する。そして愛が成就し、父となれば、コロニーで卵を抱く妻の元にせっせと餌を運ぶ。なんとも男らしいではありませんか!
*待っているメスのもとに餌を運ぶ。繁殖前には、オスがメスに獲物をプレゼントする「求愛給餌」が見られる。
こんなコアジサシのような男性がいたら、わたしも結婚していたのにな~と、自分の欠点を棚に上げ、例年、空を見上げる事が多くなる初夏なのでした。
*藤前干潟の初夏の主役コアジサシ(絶滅危惧Ⅱ類 VU)
5月の半ばを過ぎたあたりから、「キリキリキィキィ」という鳴き声が響きわたる。藤前干潟の初夏の顔、コアジサシが繁殖のためにやってきたのだ。
全長は25センチ。初めて見た時、アジぐらいの大きさの鳥が飛んでいる、と思ったのだが、あとでその鳥の名前を聞いて驚いた。
名前の由来のひとつに、空中から水中に突入して魚を捕る様子が、鰺刺(アジサシ)のようだ、という説があるほど、その動きは速い。鮎鷹(アユタカ)という別名もあるそうだ。
*ホバリングした後、水にダイビングして獲物を捕る。
俊敏な動きで、餌を採っては、メスに届け、愛を告白する。そして愛が成就し、父となれば、コロニーで卵を抱く妻の元にせっせと餌を運ぶ。なんとも男らしいではありませんか!
*待っているメスのもとに餌を運ぶ。繁殖前には、オスがメスに獲物をプレゼントする「求愛給餌」が見られる。
こんなコアジサシのような男性がいたら、わたしも結婚していたのにな~と、自分の欠点を棚に上げ、例年、空を見上げる事が多くなる初夏なのでした。