中部地方のアイコン

中部地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]

冬ならではの風景

2011年02月02日
戸隠
菅平高原は、長野県内でも特に冷え込みの厳しいことで知られます。
(※ちなみに、このところの最低気温はマイナス20度…なんてことも!)

その寒さのおかげで、雪質が非常に良いのが特徴。
さらさらのパウダースノーを求めて、県内外からスキーヤーや
スノーボーダーが訪れます。
先日、調査で訪れた際も、ゲレンデは修学旅行生や家族連れなどで
賑わっていました。

そんな市街地を抜けて向かったのは・・・・



(目印の入り口看板です)

こちら『唐沢の滝』です。
国道406号線沿いにあり、新緑・紅葉の季節も観光客や
カメラマンに人気のスポットです。

連日の冷え込みで、滝の結氷が見られるかも・・・と
期待しながら行ってきました。
長靴を履いて、雪道をずんずん進んでいくと・・・



(雪道の先に・・・)

前方にしぶきを上げる滝が見えてきました。

高さ15m、幅10m。
滝壺の近くまで寄ると、まさに迫力満点です。



(青く澄んだ氷が美しい)

この日は一部、青く輝く結氷が見られ、夏とは全く違う表情を
見せていました。
また、夏は心地よい水しぶきも、この時期はちょっぴり辛いですが、
時折現れる虹はとても美しいものでした。

※滝までの道は横に沢があり、非常に滑りやすい箇所もありますので、
 訪れる際には十分ご注意ください。

まだまだ寒さは続きますが、冬ならではの風景を楽しめるのも今だけ。
皆さんの近くにある『冬らしさ』を見つけに、出かけてみてはいかがでしょうか。