アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]
594枚の環境宣言 ~COP10に向けて~
2010年06月22日
名古屋
梅雨に入り、愛知県・名古屋は、湿度の高い独特の夏に向かい始めました。夏が終われば、そうCOP10です。
そこで今日は、5月22~23日にかけて開催された、国際生物多様性の日・COP10開催半年前記念行事「なるほど生物多様性COP10まであと半年!」で、みなさまから寄せられた、「環境宣言」を紹介したいと思います。
※木の葉のメッセージカードは時間が経つにつれ、増えていきました。
環境宣言は、中部地方環境事務所のブースを訪れた方々に書いてもらいました。書いてもらったのは、木の葉形メッセージカード。実は5月22日が、グリーンウエィブの日であったため、環境宣言でグリーンウェイブを起こそうと考えたからです。
こうした趣旨のもとに集まった環境宣言は、594枚。多くの人は何に関心を寄せているのでしょうか?それを調べるため集まったメッセージを「省エネ温暖化対策」、「環境保全」、「環境保全活動」、「自然環境保護」、「3R(リデュース減らす・リユース再使用・リサイクル再資源化)推進」、「希少種保護」、「外来生物対策」、「環境教育」といった項目に分類。
その結果、もっとも多かった項目は、「自転車で移動する」に代表される「省エネ温暖化対策」。163枚のメッセージが寄せられました。続いてが、「環境保全」で96枚。次に「3R推進」の80枚。「自然環境保護」の76枚と続きました。
※木の葉のメッセージカードに環境宣言を書く親子
実はコメントで大多数を占めたのがゴミに関するものだったのですが、ゴミはゴミでも、「ゴミをポイ捨てしない」は環境保全に、また「ゴミをリサイクルする」は3R推進にまた「海や山にゴミを捨てない」は、自然環境保護になるため、宣言が分散。しかしこのことから、ゴミによる環境汚染を心配する人がどれほど多いか、それを知ることができました。
また「環境宣言」は、動物や植物にも向けられ、「外来生物は飼わない、捨てない、拡げない」といった外来生物対策が9枚。イベント時期に、新潟県佐渡市の「トキ」が話題になったこともあってか、「絶滅しそうな動物を守る」といった「希少種保護」が4枚ほどありました。
※微笑ましい環境宣言!
さまざまな環境宣言の中で、わたしの心に残ったものはというと、「おしるはぜんぶのむ」とひらがなで書かれた環境宣言。書いたのは確か小さな女の子。おかあさんに、残したお汁を下水に流すと、川や海が汚れるのよ」なんて教わったのかな、なんていう微笑ましい想像が膨らんでいきました。
「100年後を思い生活しよう」という孫や次世代を思うメッセージもあり、世代を越え多くの人が環境に思いを寄せていることもわかりました。
最初は小さな一歩でも、多くの人の一歩が重なれば、それは足跡となります。その一歩をわたしも踏み出したいと思いました。
そこで今日は、5月22~23日にかけて開催された、国際生物多様性の日・COP10開催半年前記念行事「なるほど生物多様性COP10まであと半年!」で、みなさまから寄せられた、「環境宣言」を紹介したいと思います。
※木の葉のメッセージカードは時間が経つにつれ、増えていきました。
環境宣言は、中部地方環境事務所のブースを訪れた方々に書いてもらいました。書いてもらったのは、木の葉形メッセージカード。実は5月22日が、グリーンウエィブの日であったため、環境宣言でグリーンウェイブを起こそうと考えたからです。
こうした趣旨のもとに集まった環境宣言は、594枚。多くの人は何に関心を寄せているのでしょうか?それを調べるため集まったメッセージを「省エネ温暖化対策」、「環境保全」、「環境保全活動」、「自然環境保護」、「3R(リデュース減らす・リユース再使用・リサイクル再資源化)推進」、「希少種保護」、「外来生物対策」、「環境教育」といった項目に分類。
その結果、もっとも多かった項目は、「自転車で移動する」に代表される「省エネ温暖化対策」。163枚のメッセージが寄せられました。続いてが、「環境保全」で96枚。次に「3R推進」の80枚。「自然環境保護」の76枚と続きました。
※木の葉のメッセージカードに環境宣言を書く親子
実はコメントで大多数を占めたのがゴミに関するものだったのですが、ゴミはゴミでも、「ゴミをポイ捨てしない」は環境保全に、また「ゴミをリサイクルする」は3R推進にまた「海や山にゴミを捨てない」は、自然環境保護になるため、宣言が分散。しかしこのことから、ゴミによる環境汚染を心配する人がどれほど多いか、それを知ることができました。
また「環境宣言」は、動物や植物にも向けられ、「外来生物は飼わない、捨てない、拡げない」といった外来生物対策が9枚。イベント時期に、新潟県佐渡市の「トキ」が話題になったこともあってか、「絶滅しそうな動物を守る」といった「希少種保護」が4枚ほどありました。
※微笑ましい環境宣言!
さまざまな環境宣言の中で、わたしの心に残ったものはというと、「おしるはぜんぶのむ」とひらがなで書かれた環境宣言。書いたのは確か小さな女の子。おかあさんに、残したお汁を下水に流すと、川や海が汚れるのよ」なんて教わったのかな、なんていう微笑ましい想像が膨らんでいきました。
「100年後を思い生活しよう」という孫や次世代を思うメッセージもあり、世代を越え多くの人が環境に思いを寄せていることもわかりました。
最初は小さな一歩でも、多くの人の一歩が重なれば、それは足跡となります。その一歩をわたしも踏み出したいと思いました。