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中部地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]

5月22日 名古屋・栄でグリーンウェイブが起こりました

2010年05月31日
名古屋
 
    
     ※多くの人の「環境宣言」が寄せられた、メッセージツリー!


 今年2010年は、国連が定めた国際生物多様性年。そして5月22日は国際生物多様性の日でもあります。その5月22日(土)と翌23日(日)の2日間、名古屋の都心、栄にあるオアシス21で、国際生物多様性の日・COP10開催半年前記念行事「なるほど生物多様性COP10まであと半年!」が開催されました。

     
     ※中部地方環境事務所のブース

 イベントには、約20の団体が参加し、さまざまな生物多様性のあり方が展示されましたが、中部地方環境事務所では、「地球への想い~今日からできる生物多様性~」をメインテーマに、山で、川で、海で、そして街でできる生物多様性保全の方法を、ミニパネルを使って紹介。また5月22日が、全世界で植樹を呼びかけるグリーンウェイブの日であることから、会場に1本の木のオブジェを用意し、来場者の方々に、展示パネルを見て感じた地球への想いを、木の葉型にあしらったメッセージカードに記入してもらいました。
 実はこのメッセージカードを七夕の短冊よろしく、木のオブジェに貼り付けていき、名古屋の都心で、木の葉型カードによるグリーンウェイブを起こそうとしたわけです。
     
     ※木の葉のメッセージが注目を集め、取材が舞い込んだ!

 
 5月22日午前10時の開場時点では一枚もなかったメッセージが、時間が経つにつれ一枚、そして一枚と増え、地球で起きているグリーンウェイブを想像させずにはいられませんでした。こうして集まったメッセージは、597枚。
「食べ残しはしません」といった愛らしい環境宣言から、「100年後のことを考えて生活する」といった、考えさせられるもの。またハングル、ドイツ語でのメッセージも寄せられ、期待の高さも伺えました。
     
     ※来場者の方々から寄せられたメッセージ

 ブースでは、その他、全国48のビジターセンターで展開された「ちきゅうのいのち、えがいてみよう」の作品の展示や、環境に関するキャラクターを紹介するエコキャラのコーナーも設け、すでに始まっている「生物多様性の保全」を紹介しました。
 COP10まであと半年。地球への想い、ウェイブとなって地球を覆うことを願ってやみません。
     
     ※「地球のいのち、えがいてみよう」の力作のひとつ。