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中部地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]

菅平季節の移り変わり

2009年04月15日
長野
 ちょっと前まではスキーシーズン真っ盛りだったはずが、いつの間にかスキー場の営業も終了してしまいずいぶんと早く春が来たような感じがします。
畑や牧場などの広い所では雪解けが進み農作業をしている姿を沢山見かけます。町の人たちもグリーンシーズンに向け急ピッチでスポーツ施設などの整備を行い、また今年の夏にやってくる観光客や合宿者の受け入れの準備に追われていました。
春は一年のスタートの季節ですが、菅平高原の動植物たちもゆっくりと着実に春を迎える準備にかかっているようです。


(菅平湿原 ~みずばしょうちゃん1号~)
まだ小さいですが白い部分の仏炎苞(ぶつえんほう)が開花していました。
周りをよく見ると新芽も多く確認できます。


(菅平から見える浅間山をバックに)
ちょっと前まではのんびりとした雪原だった畑も、春の訪れとともに農家は畑作業で大忙し。今年はどんな美味しい高原野菜が出来るか楽しみです。


(春の唐沢の滝)
雪解けの時期なので1年で一番多い水量となります。下流では渓流釣りを楽しむ人もいました。

※現在の根子岳・四阿山の登山道はまだ8割以上雪道の状態です。この先早い段階で雪解けは進むと思われますが、例年通りにいけば北斜面や日影などはかなり遅くまで雪が残ると予想されます。まだまだ入山に際しては冬山の装備でお願いいたします。

※冬期通行止めの地方道長野・菅平線は4月24日まで通行止めとなっております。