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中部地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]

白馬岳のお花畑から見えるもの

2006年09月21日
長野
白馬尻から大雪渓を登って白馬岳の稜線へと登りました。
大雪渓を登り終わってしばらく歩いた所にあるネブカ平では、ミヤマタンポポが咲いていました。タンポポといえば、町や里では4月頃に咲く春の植物の代表ですよね。でも山のタンポポは6?8月頃に咲きます。町と山では季節が違うのですね。そしてここでは今頃でもタンポポが見られました。



稜線に近づく途中にお花畑があります。しかしこの時期になるとお花はほとんど終わっています。“今日は天気がいいので雷鳥は出てこないだろうな?”と思いながら歩いていると、雷鳥を発見!?

↑通称“雷鳥岩”です。こちらはお花畑を稜線に向かって歩いていると右手に見えます。



↑こちらはもともとこの岩の上に少し小さい岩が乗っていて、“ロウソク岩”と呼ばれていたそうですが、ロウソクの炎の部分が落ちて現在はこの状態になっています。この形、私にはスフィンクスのように見えます。みなさんにはどう見えるでしょう?こちらはお花畑から稜線を左に見上げた所にあります。

白馬岳のお花畑の新たな面白さを発見♪とうれしくなりました。森林の無い高山帯では、山の形や岩の形も見て楽しめますね。