生物は微妙なバランスを保っています。カニや魚の乱獲はお控えください。また、ごみは捨てないでください。
藤前干潟は、東アジア-オーストラリア地域シギ・チドリ類及びガンガモ類等の主たる渡りの経路である伊勢湾に残された数少ない干潟です。干潟周辺には河川・海の他、水田や緑地、ヨシ原等多様な環境があり様々な生きものを育んでいます。例えば、干潟内には多くの底生生物が生息しており、それを餌に様々な鳥類が多数渡来します。干潟周辺でこれまでに確認された鳥類は172種もいます。シギ・チドリ類(41種)及びガンカモ類の渡り鳥の多くは繁殖地と越冬地の間を移動する際の中継地点又は越冬地として春秋及び冬期に藤前干潟に多数渡来します。各河川の下流部等にはヨシの群生地があることから草原性の鳥類が、また、周辺には水田があることから淡水性のシギ、サギ、ガンガモ類が、さらに稲永公園や弥富野鳥園等の緑地もあることから森林性鳥類が生息しています。ミサゴ等の猛禽類も生息しています。
藤前干潟は、東アジア-オーストラリア地域シギ・チドリ類及びガンガモ類等の主たる渡りの経路である伊勢湾に残された数少ない干潟です。干潟周辺には河川・海の他、水田や緑地、ヨシ原等多様な環境があり様々な生きものを育んでいます。例えば、干潟内には多くの底生生物が生息しており、それを餌に様々な鳥類が多数渡来します。