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信越自然環境事務所

報道発表資料

2023年04月21日

中部山岳国立公園における乗鞍ライチョウルートポスターの制作について

 令和3年8月1日に乗鞍岳一気通貫の観光ルート愛称として「乗鞍ライチョウルート」が公表され、令和4年7月には乗鞍ライチョウルートロゴマーク(以下ロゴマークという)が策定されました。本ルートの一気通貫利用をさらに進めるべく、このたび環境省では、乗鞍岳Beyond Border Project Teamにおける議論を経て、乗鞍ライチョウルートのポスターを制作しましたのでお知らせします。これを活用して乗鞍岳の一体的なプロモーションを図ってまいります。

1.ポスターデザイン

 ロゴマークを取り入れ、訪れた方にマイカー規制の周知も図っています。あわせて、「乗鞍ライチョウルート」や当該道路を一気通貫できることを視覚的に表現しました。

 長野県・岐阜県にまたがる「乗鞍岳」には、長野県側からは「エコーライン」、岐阜県側からは「スカイライン」という2つのマイカー規制道路があり、「バスで走れる標高が日本一の道路」として標高2,500mを超える山岳景観を楽しむことができます。

 乗鞍岳に生息している「ライチョウ(種の保存法に基づく国の希少野生動植物種であり、文化財保護法に基づく国指定特別天然記念物)」は地域のシンボルであり、「乗鞍ライチョウルート」は、乗鞍岳への誇りと自然への畏敬の念、未来への想いをライチョウというシンボルに込めた、長野県・岐阜県の双方から一気通貫できる観光ルートの愛称です。本ポスターには、乗鞍ライチョウルートを通して乗鞍岳の懐の深さ、一方からだけでは知り得ない乗鞍岳の景観や山麓地域の魅力を、今までにないバラエティに富んだ楽しみ方で体験していただきたいとの思いが込められています。
       乗鞍ライチョウルートポスター
             乗鞍ライチョウルートポスター  
 

2.ポスターの活用方法

 ポスターは多くの方にご覧いただけるよう、乗鞍ライチョウルートに関係する観光案内所や、中部山岳国立公園パートナーシップ締結団体等に配布し、多くの方にご覧いただける場所に掲載いただく予定です。
 ポスターご希望の方への個別の配布は考えておりません。ご使用をお考えの方は、別紙の注意点をよくお読みいただいたうえでの、ご使用は可能となっております。

別紙「乗鞍ライチョウルートポスター使用にあたっての注意点について」 

※乗鞍岳Beyond Border Project Team
乗鞍岳BBPTとは、乗鞍岳の各種利用推進事業(特に一気通貫につながる取組)を具体化していくため、関係者一同が会して情報共有・意見交換を行うプロジェクトチームです。乗鞍岳及びその山麓域における滞在型の利用をより一層加速させ、自然環境保全や利用者の安全確保等についても検討し、中部山岳国立公園乗鞍岳エリアにおける保護と利用の好循環を目指しています。構成員は、乗鞍岳及びその山麓エリアの関係機関及び地域関係者です。


※関連する過去の報道発表
 乗鞍岳一気通貫の観光ルート愛称の発表について(令和3年8月4日)
 https://chubu.env.go.jp/shinetsu/pre_2021/post_181.html

 中部山岳国立公園における乗鞍ライチョウルートロゴマークの策定について(令和4年7月7日)
 https://chubu.env.go.jp/shinetsu/press_00004.html

お問い合わせ先

環境省中部山岳国立公園管理事務所
 (直通:0263-94-2024)
  所長:森川 政人
  国立公園管理官:王 賀楓

 平湯管理官事務所
 (直通:0578-89-2353)
  国立公園管理官:島 充明

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