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信越自然環境事務所

報道発表資料

2022年07月07日
  • 報道発表

中部山岳国立公園における乗鞍ライチョウルートロゴマークの策定について

 令和3年8月1日に乗鞍岳一気通貫の観光ルート愛称として「乗鞍ライチョウルート」が公表されています。このたび、乗鞍岳Beyond Border Project Teamにおいて、乗鞍ライチョウルートの愛称普及を推進するためのロゴマークを策定しました。今後は関係機関が一体となってロゴマークを活用した取組を進めていきます。
 一体的な地域ブランディングを進めていくためにも、積極的にロゴマークの活用をご検討ください。

1.ロゴマークについて

検討発表主体:乗鞍岳Beyond Border Project Team(※)

※ 乗鞍岳BBPTとは、乗鞍岳の各種利用推進事業(特に一気通貫につながる取組)を具体化していくため、関係者一同が会して情報共有・意見交換を行うプロジェクトチームです。乗鞍岳及びその山麓域における滞在型の利用をより一層加速させ、自然環境保全や利用者の安全確保等についても検討し、中部山岳国立公園乗鞍岳エリアにおける保護と利用の好循環を目指しています。
構成員は、乗鞍岳及びその山麓エリアの関係機関及び地域関係者です。

<デザイン>
ライチョウルートロゴカラー     ライチョウルートロゴ白黒
 カラー               モノクロ
ロゴマークに込められたメッセージ
乗鞍岳がこれまで最も大事にしてきた「自然との共生」を感じさせるグリーンを基調に、乗鞍岳の山影・風・ライチョウの羽をイメージしました。乗鞍岳を背にライチョウが羽ばたく様子を重ね合わせ、乗鞍ライチョウルートが誕生することによる“新しい流れ”を表現しています。
 

2.ロゴマークの使用について

乗鞍ライチョウルートの魅力を体現できる事業(製品、サービス、施設、活動等)に対してロゴマークを使用することができます。ロゴマークの使用には届出が必要となります。乗鞍BBPTの構成員である環境省中部山岳国立公園管理事務所が代表して、届出事務を行いますので、当所にご連絡ください。
 ①届出にあたっては「乗鞍ライチョウルートロゴマーク使用規程」(別紙1)をご一読ください。
 ②「乗鞍ライチョウルートロゴマーク登録届出書」(別紙2)と下記の添付資料をご提出ください。
※ホームページ、SNS等のインターネット媒体で使用される場合は「使用方法の詳細」にURLを記載することで、添付資料の提出を省略することができます。
【添付資料として必要なもの】
  • 商品等に使用する場合・・・商品概要(発売金額・発売日・発売場所など)及び商品の写真
  • パンフレット等の印刷物に使用する場合・・・印刷物の原稿と概要(作成部数・配布開始日など)
  • その他使用状況等がわかる資料
③ご提出いただいた届出書と添付資料は環境省中部山岳国立公園管理事務所で確認した上で、届出者に連絡いたします。

3.これまで取組経緯等

 中部山岳国立公園南部地域にある乗鞍岳には、長野県側の「乗鞍エコーライン」と岐阜県側の「乗鞍スカイライン」の2つのマイカー規制道路が通じており、"バスで走れる標高が日本一"の道路として手軽に標高2,500m超の山岳景観や自然を楽しめます。この2つの道路は乗鞍岳の山頂付近(畳平)で繋がっており、両県側へと双方向に通り抜けることで異なった乗鞍岳の景観や麓地域の魅力を楽しむことができます。
 令和3年8月1日(日)には松本市・高山市姉妹都市提携50周年記念式典において、乗鞍岳一気通貫の観光ルート愛称である「乗鞍ライチョウルート」を発表しました。ルート愛称の発表や、ロゴマーク策定といった乗鞍岳の統一的なプロモーションの検討については、乗鞍岳及びその山麓エリアの関係機関及び地域関係者を構成員としたプロジェクトチーム乗鞍岳BBPTが主体となって取り組んでいます。
 今回のロゴマークの決定を機に、両県を跨いだ一気通貫の利用コンテンツの創出及び楽しみ方の更なる情報発信を地元関係者一同で取り組んでいきます。


乗鞍岳一気通貫の観光ルート愛称の発表について https://chubu.env.go.jp/shinetsu/pre_2021/post_181.html

お問い合わせ先

環境省中部山岳国立公園管理事務所
(直通:0263-94-2024)
所長:森川 政人
国立公園管理官:境 耕平

平湯管理官事務所
(直通:0578-89-2353)
国立公園管理官:河井 勇高