報道発表資料
- その他
乗鞍岳一気通貫の観光ルート愛称の発表について
令和3年8月1日(日)に乗鞍岳・鶴ヶ池駐車場で開催された松本市・高山市姉妹都市提携50周年記念式典において、長野県側の乗鞍エコーライン及び岐阜県側の乗鞍スカイラインの両方のマイカー規制道路に跨る一気通貫の観光ルート愛称「乗鞍ライチョウルート」を発表いたしましたので、お知らせします。
1.愛称発表の経緯
中部山岳国立公園南部地域乗鞍岳には、長野県側の「乗鞍エコーライン」と岐阜県側の「乗鞍スカイライン」の2つのマイカー規制道路が通じており、"バスで走れる標高が日本一"の道路として手軽に標高2,500m超の山岳景観や自然を楽しめます。この2つの道路は乗鞍岳の山頂付近(畳平)で繋がっており、両県側へと双方向に通り抜けることで異なった乗鞍岳の景観や麓地域の魅力を楽しむことができます。
そこで、令和3年8月1日(日)に乗鞍岳鶴ヶ池駐車場で開催された松本市・高山市姉妹都市提携50周年記念式典(※)において、両道路の一体的な利用を推進するためのきっかけとして、乗鞍岳一気通貫の観光ルート愛称である「乗鞍ライチョウルート」を発表しました。
なお、今回のルート愛称をはじめとした乗鞍岳の統一的なプロモーションの検討については、乗鞍岳及びその山麓エリアの関係機関及び地域関係者を構成員としたプロジェクトチーム「乗鞍岳Beyond Border Project Team」(以下、乗鞍岳BBPT)が主体となって取り組んでいます。
(※)
- 本式典の詳細は、松本市・高山市両市のHPを参照します。
なお、本式典において来場者に配布されたプレゼントの中身の一部は、中部山岳国立公園パートナー企業である飛驒産業株式会社様、有限会社飛騨山椒様及び株式会社松本ブルワリー様よりご提供いただきました。
●松本市HP
https://www.city.matsumoto.nagano.jp/shisei/oshirase/50shikiten.html
●高山市HP
https://www.city.matsumoto.nagano.jp/miryoku/syasin/r3/20210801.html
2.「乗鞍ライチョウルート」に込められた想い
国の特別天然記念物に指定され、長野県・岐阜県の「県鳥」でもあるライチョウは、両県、そしてここ乗鞍岳のシンボルとなっています。絶滅危惧種でもあるライチョウは、人と自然が共生してきた証であり、ライチョウと出会える可能性が高い乗鞍岳への誇りと地域の想いが込められています。
愛称決定のために行いましたアンケート(中部山岳国立公園Facebookにて実施)にご回答いただきました皆様、ご協力いただき誠にありがとうごございました。
3.乗鞍岳を一気通貫で楽しむ取組について
今回のルート愛称の決定を機に、両県を跨いだ一気通貫の利用コンテンツの創出及び楽しみ方の情報発信を地元関係者一同で取り組んでいきます。
最新の情報は、乗鞍岳BBPTの構成員でもある以下の観光協会等のHPにおいて共通の内容を掲載しております。今後も順次更新していく予定です。
●一般社団法人松本市アルプス山岳郷
https://alps-sangakukyo.satori.site/norikura_route
●のりくら観光協会
https://norikura.gr.jp/2021/08/official-norikura-raicho-route-name/
●飛騨乗鞍観光協会(乗鞍スカイライン公式サイト)
https://norikuradake.jp/
●奥飛騨温泉郷観光協会
https://www.okuhida.or.jp/news/detail?id=15246
●畳平バスターミナル(乗鞍国際観光株式会社)
http://norikura-bus.com/
●飛騨・高山コンベンション協会
https://www.hidatakayama.or.jp/news/norikura-raichoroute/
●岐阜県中部山岳国立公園活性化推進協議会
https://hidasanmyaku-gifu.jp/info/202108-norikura2/
- ■ 問い合わせ先
- 環境省 中部山岳国立公園管理事務所
(直通 : 0263-94-2024)
所長:森川 政人
国立公園管理官:服部 優樹
平湯管理官事務所
(直通:0578-89-2353)
国立公園管理官:飯田 尚樹