2020年5月15日
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2020年05月15日#STAY HOME 藤前干潟は渡り鳥シーズン♪
国指定藤前干潟鳥獣保護区 名古屋 西部理恵
皆さま、藤前干潟からこんにちは。
アクティブ・レンジャーの西部です。
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★稲永ビジターセンター(稲永VC)と藤前活動センター(藤前AC)は、臨時休館中です。
開館が決まりましたら、こちらのブログでお知らせします。
なお、大変申し訳ありませんが、現在、藤前干潟のHP(http://chubu.env.go.jp/wildlife/fujimae/index.html)には最新情報が掲載されていません。
最新情報は、ブログと中部地方環境事務所のHPで発信しています。
どうぞよろしくお願いいたします。
●藤前干潟の情報
AR日記(このブログ)→http://chubu.env.go.jp/blog/index.html
中部地方環境事務所のHP→http://chubu.env.go.jp/
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さて、先日、久しぶりに藤前干潟を自転車で巡視してきました。
とはいえ、現在、庄内川左岸側が堤防の耐震工事等を実施しているため、
自転車で行ける範囲は限られているのですが、その時の写真をご紹介します。
2020年5月7日 チュウシャクシギ
2020年5月7日 キアシシギ
2020年5月7日 チュウシャクシギ(奥)とキアシシギ(手前)
ハマシギやトウネンもいるかも?と思っていたのですが、
既に干潟が大きく出てしまっていたこともあり、近くの干潟で観察することは出来ませんでした。
稲永公園内も、きっと小鳥たちが来ていると思うのですが、あまりウロウロしている時間がなくて残念です。
今は、外にもなかなか出かけられない、と言う方も多いかもしれませんね。
そこで、皆さまに「おうちで自然を楽しめるサイト」をいくつかご紹介したいと思います!
●藤前干潟の最新鳥情報ならここ。
稲永ビジターセンターのお隣にある名古屋市野鳥観察館さんのブログ
名古屋市野鳥観察館ブログ 観察館日記→https://blog.goo.ne.jp/kansatukan
●全国の国立公園のいま、を知りたい方はここ。
環境省の発信しているライブカメラが見られるサイト。残念ながら、藤前干潟は国立公園ではなく、ライブカメラもついていないので見られませんが、中部地区では、伊勢志摩国立公園などの様子が見られますよ。
インターネット自然研究所→https://www.sizenken.biodic.go.jp/
●充実したデータ、ライブ音源など本格派にはここ!
ライブ音源でオススメしたいのは、CyberForestと言う東京大学が提供するサイト。
残念ながら、名前のとおり、森のデータなので、藤前干潟など海の音は聞けませんが、音源だけでなく写真や映像など、膨大な過去のデータもアーカイブされており、定点観察記録を見られます。
CyberForest→http://landscape.nenv.k.u-tokyo.ac.jp/cyberforest/Welcome.html
今回は、3つのサイトをご紹介しましたが、
インターネット上には、まだまだ、たくさんこうしたサイトがあります。
もちろん、全国の自然保護官事務所のARが自然情報を発信している、
このAR日記(http://chubu.env.go.jp/blog/index.html)もオススメです!
この機会に、ぜひ、いろいろ探して、家の中で楽しんでみてください。
★藤前干潟とは関係ありませんが・・・
近くの公園で泳いでいたカイツブリを発見!テレワーク中の方も、人が少ない時間などを利用して、ぜひ身近な生きもの探しで体も心もリフレッシュしてみてくださいね。
□□□□□藤前干潟プチ情報□□□□□
さて、今日の藤前干潟プチ情報は、ずばり<ラムサール条約>について。
皆さん、もう知ってるよ!と言う声が聞こえてきそうですね?
では、ちょっとクイズ形式にいってみましょう!
<藤前干潟は日本で何番目に登録されたラムサール条約湿地でしょうか?>
皆さま、ご存じですか??!
>自分で調べたいよ!と言う方は、下記のページをご覧ください!
https://www.env.go.jp/nature/ramsar/conv/RamsarSites_in_Japan.html
せっかちなか方には、答えをお伝えしましょう!
藤前干潟は、
北海道の宮島沼とともに、12番目に登録されました!
せっかくの同時登録つながりで、いつか宮島沼にも行ってみたい!
と思っているのですが、残念ながら機会がなく、まだ行ったことはありません。
今回のプチ情報は、クイズ形式にしてみましたが、いかがですか?
簡単だった??!
では、
<ラムサール条約に日本で初めて登録された湿地はどこ?>
答えは、上記のページで探してみてくださいね!
2020年05月15日#STAYHOME 上高地のライブカメラについて
中部山岳国立公園 小森 夏奈
みなさん、こんにちは。上高地管理官事務所の小森です。
お家にいる間にも、上高地の状況を知りたい!という方も多いのではないでしょうか。
本日は、いまの上高地の様子を知ることができるライブカメラをご紹介いたします。
こちらは上高地ビジターセンターの屋根に取り付けられたカメラから、一時間ごとに穂高連峰方面を映しています。これから新緑が美しい季節になってきますので、日々の季節の移り変わりをご覧いただければと思います。
年間を通して配信しており、なかなか見ることができない冬の様子もうかがい知ることができます。過去の画像も見れますので、ぜひ記録を辿っていただき上高地の四季をを感じてみてください。
以下の宿泊施設のライブカメラでも、河童橋周辺の状況をご覧いただけます。
五千尺ホテル上高地のライブカメラは、リアルタイム配信となっています。上高地は標高1,500mにあり、松本市内と天気が違うこともよくあるので、私も出勤前にチェックしたりしています。
梓川流域では、こういったライブカメラもあります。
焼岳や河川の状況を知ることができます。
山岳地域に関しては、以下の山小屋にライブカメラが設置されています。
『上高地 ライブカメラ』でweb検索すると、上記以外の地点のライブカメラも見つかります。ネットでのライブカメラ巡りも、想像力をかき立てられますね!
ぜひ、お家にいながら上高地気分を感じてみてはいかがでしょうか?
【5/15の上高地河童橋】
少しずつ、緑が芽吹き始めてきました。
【5/15の小梨平】
ニリンソウが次々と開花しています。
季節は少しずつ移り変わってきています。
長野県は緊急事態宣言が解除となりましたが、政府及び県の方針により、5月末までは県外からの来訪の自粛をお願いいたします。
上高地周辺での地震は一旦収まったかと思われましたが、数日前からまた揺れが続いており、落石や土砂崩れも報告されています。明神・徳沢・横尾方面への散策は通行止め箇所もございますので、充分注意していただきますようお願いいたします。
北アルプス山岳地域の山小屋は小屋泊・テント泊ともに営業休止しておりますので、引き続き登山の自粛をお願いいたします。
詳しくは、以下のHPをご覧ください。
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この投稿は「#STAYHOME おうちで国立公園を楽しもう!プロジェクト」に基づいて実施しています。
2020年05月15日♯STAYHOME 平湯「春の環境整備ボランティア」
中部山岳国立公園 福澤春彦
こんにちは、中部山岳国立公園管理事務所の福澤です。
5月12日に平湯温泉まちづくり委員会と平湯温泉観光協会が中心となって
「春の環境整備ボランティア」が行われました。
平湯は中部山岳国立公園に属しており、環境省平湯管理官事務所では日頃より
平湯温泉の地域関係者と協力のうえで国立公園の維持管理に取り組んでいます。
眩しく暖かな春の陽気の中、平湯管理官と共に私も参加してきました!
<公民館に集合>
朝、平湯公民館には30名を超える地元や建設工事に携わる方々が集合されていました。
まちづくり委員長のご挨拶では、環境整備に集まって頂いた方々への感謝と
規制解除の後にはお客様に気持ちよく訪れてほしいという気持ちが強く伝わってきました。
早速、作業の分担と地区の割り当てがされ、私たちは平湯自然散策路(探索路)を
担当することに。
春に行われる環境整備は、大きく2つあります。
一つは厳しい自然環境の中で生じてしまう自然の"荒れ"を整備、もう一つは人的な"荒れ"で
最たるものは、ゴミ拾いです。
とても悲しいことですが、車道に面した雑草帯には信じられないほど多くのゴミが棄てられていました。
<取り除いた様々なゴミ>
不思議なことに特定の場所に固まってゴミが集中していました。
同じ人が大量のゴミを棄てたとは考えられないことから、誰かがはじめに棄てた一つ
のゴミが、同じ行動をとる後続者を誘発したのではないでしょうか。
「自分の家の前には捨てないでしょ?」とよく言われますが、地球全体が皆さんの
家だと思ってください。
さて、自然散策路ではようやく雪も無くなり、笹や雑草が伸び雑木が折れて道を
塞いだりしていました。
また道標にはクマがかじった痕跡もありました・・・やっぱり自然の中なんだなあ。
<クマの仕業!>
ご一緒した地元工事に係る方々は手慣れた作業でどんどん綺麗にしていきます。
皆さんの作業のおかげで散策路はすっかり整備され、訪れた方が気軽に足を踏み
入れることができるようになりましたよ。
<手慣れた作業でどんどんきれいに整備されていきます!>
他にも町内の路や国道沿いの外植栽木の整備、また平湯の看板も綺麗にお化粧直し
されました。
<平湯の顔、看板もキレイに!>
お昼には皆さんが作業を終え公民館に再集合、どの面々も満足気で作業の充実が
一目でわかるほどでした。
皆さま、ほんとうにご苦労様でした!
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中部山岳国立公園では、コロナウイルス感染拡大防止の政府方針を受け、当面の利用の自粛をお願いしています。早期収束に向け、みなさまのご理解ご協力をお願いいたします。
なお、この投稿は「#STAYHOME おうちで国立公園を楽しもう!プロジェクト」に基づいて実施しています。
皆様こんにちは。
急に暑くなりましたね。
STAYHOME中に少しずつ衣替えをし始めている谷川管理官事務所の増田です。
先日、赤湯林道の小日橋~苗場山南麓の赤湯温泉までの巡視・道中にある直轄の歩道橋の状況確認をしましたので、その様子をお知らせします。
スタート地点の小日橋からキレイな景色を眺めながら林道を40分ほど歩くと、棒沢橋が見えてきます。
この橋の手すりとなっている鎖が欠けたりしていないか等チェックしつつ、劣化したカラビナを交換しました。
棒沢橋を過ぎると山道になります。
冬の間怠けきっていたので、息も切れ、汗も吹き出ます。
途中アズマシャクナゲ(写真左)やコキンバイ(写真右)等が咲いていました。
また、道中サルのフンがたくさんが落ちていました。
もし登山中にサルなどの野生動物に遭遇しても餌はあげないようお願いいたします(._.)!
←フレッシュなサルのフン
のんびりと咲いている植物や登山道の状況を確認しながら歩くこと約1時間半。
ようやく2つ目の直轄の橋赤湯2号橋に着きました。
棒沢橋と同様に劣化したカラビナがないかチェックします。
赤湯2号橋を過ぎると、温泉が見えてきました。
コロナウィルス感染予防のため赤湯温泉山口館がお休みなので現在は温泉に入ることが出来ませんが、約2時間歩いた後に入る温泉はとても気持ちが良さそうですね。
赤湯温泉山口館HP http://www.akayunaebasan.sakura.ne.jp/
山口館を少し過ぎたところには、こんな生き物がいました。
何がいるか分かりますか?
近づいて見てみると...
おたまじゃくし!
人間界は新型コロナ禍によって生活に様々な影響が出ていますが、自然界では生命が活発に動いています。
人間界も自粛のおかげか感染者数が減ってきていますね!
活発に活動出来るようになるまで、頑張るぞ!STAYHOME!!
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上信越高原国立公園では、コロナウイルス感染拡大防止の政府方針を受け、当面の利用の自粛をお願いしています。早期収束に向け、みなさまのご理解ご協力をお願いいたします。
なお、この投稿は「#STAYHOME おうちで国立公園を楽しもう!プロジェクト」に基づいて実施しています。