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中部地方環境事務所

長野県にも食品リサイクルを表す愛称「めぐりふーど」の環が拡がりました!(直富商事株式会社)

2014年02月10日

長野県にも食品リサイクルを表す愛称「めぐりふーど」の環が拡がりました!(直富商事株式会社)

中部地方環境事務所

 中部地方環境事務所では、食品リサイクルの取組をより多くの方々に身近に感じていただき、認知度やイメージの向上等を図ることを目的に、食品リサイクルの取組を表す愛称「めぐりふーど」とそのシンボルマーク(以下、「シンボルマーク等」という。)を定め平成23年10月19日付けで使用の募集を開始し、これまで東海地域を中心として官民の事業者等によるシンボルマーク等の活用が広がってきました。
 このたび、長野県に本社がある事業者としては初めて、直富商事株式会社から申請があり、平成25年11月29日付けで使用承認しましたので、お知らせします。これが、長野県における食品リサイクルの取組を推進するきっかけとなることを期待しています。
 当事務所では、このシンボルマーク等を、食品リサイクルに取り組む多くの事業者や団体等に広く活用していただき、地域循環圏の構築、ひいては循環型社会の実現を目指したいと考えており、一層の拡大を図るために、さらに多くの使用申請を募集します。また、中部圏発の取組として全国規模での拡大も目指していきます。

1 直富商事株式会社の食品リサイクルの取組の概要とシンボルマーク等の使用方法

 直富商事株式会社では、スーパー、給食センター、コンビニ等で発生した食品残渣を収集し、飼料化を行う等食品リサイクルに取り組んでおり、以下のシンボルマークを工場、収集運搬車等に掲示して取組をPRします。

シンボルマーク

2 シンボルマーク等を定めた経緯と使用状況、更なる募集について

①食品リサイクルを表す愛称「めぐりふーど」とシンボルマークについて

 中部地方環境事務所では、循環型社会の実現を目指し、地域から発生する廃棄物から有効な資源を回収して地域内での有効活用を進める「地域循環圏」の構築に向けた取組を進めています。その重点的な取組の一つである食品リサイクルについてより多くの方々に身近に感じていただき、認知度やイメージの向上等を図ることを目的に、シンボルマーク等を定め平成23年10月19日付けで使用の募集を開始しました。

めぐりふーどマーク1めぐりふーどマーク-2めぐりふーどマーク-3

 愛称の「めぐりふーど」は、「めぐり」は循環し、再びもとに変えることを、「ふーど」は食品を表しており、この2つの表現を合わせた造語です。

②今年度の取組及びシンボルマーク等の使用の状況について

 平成23年度末時点では、東海地域を中心として、宿泊業者、小売業者、製造業者、農業者及び自治体等の8団体にご活用いただいていました。
 中部地方環境事務所では、10月の「リデュース、リユース、リサイクル推進月間」(略称「3R推進月間」)の取組の一環として、「3R推進中部地方大会」を行っています。今年度は、食品リサイクルの取組を表す愛称「めぐりふーど」の普及を図ることにより食品リサイクルの取組を身近に感じ取り組むきっかけとしていただくとともに、食品リサイクル以外のリサイクルやリデュース ・ リユースを含めた3Rの取組を推進することを目的として主に以下の3つの普及啓発イベントを開催しました。
 まず①北陸地域における食品リサイクル推進のため、昨年度初めて北陸地方で「めぐりふーど」の使用申請をしていただいた宇奈月ビール株式会社の宇奈月麦酒館で開催された「オータムフェア2013」への出展(平成25年11月23日(土)~24日(日):富山県黒部市)を行いました。
 また②名古屋文化短期大学准教授中島先生に、「めぐりふーど」を活かした料理を調理実演、紹介していただく、「めぐりふーど」試食・懇談会を開催しました。あわせて③東海地方を主要聴取エリアとするZIP-FMによる番組放送(放送期間 : 平成26年1月1日~1月29日 : 水曜日の10:01~10:06頃)を行っています。
  そして現時点では、宿泊業者、小売業者、製造業者、農業者及び自治体等の14主体に活用いただくこととなりました(以下に申請受付順に記載)。

【株式会社戸田家】
【ユニー株式会社】
【株式会社オガワ農材】
【株式会社イガ再資源化事業研究所】
【名古屋市】
【株式会社 小桝屋】
【ひまわり農業協同組合】
【豊川市農政企画協議会】
【三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社】
【愛知県】
【有限会社東海】
【宇奈月ビール株式会社】
【トヨタファーム】
【直富商事株式会社】

※各主体の取組内容及びシンボルマーク等の用途・使用状況等の詳しい情報は随時こちらに掲載・更新していく予定ですので、ぜひご覧ください↓
https://chubu.env.go.jp/recycle/

③更なる使用申請の募集について

 当事務所では、より多くの事業者に食品リサイクルに取り組んでいただくとともに、その活動をシンボルマーク等の活用等で分かりやすく消費者に示すことで、消費者がそれらの商品の購入等を通じて自らが身近にできる環境活動として支援する、という地域の活性化にもつながる地域循環圏の構築、ひいては循環型社会の実現を目指したいと考えております。
 「めぐりふーど」のシンボルマーク等は、食品リサイクルに取り組んでいる、あるいは、それらの活動を応援していただける事業者、団体等に広く利用いただけるものであり、使用の申請は、随時受け付けておりますので、多くの申請をお待ちしております。申請に当たっては、下記のホームページ等から申請用紙を手に入れ、要領に記載された添付資料を付けて、下記まで郵送ください。
HP :https://chubu.env.go.jp/recycle/r_6.html
〒460-0001 名古屋市中区三の丸2-5-2
中部地方環境事務所 廃棄物 ・ リサイクル対策課

3 問合せ先

環境省中部地方環境事務所
廃棄物 ・ リサイクル対策課
課長 : 小岩 真之
担当 : 都築 孝之
    河邉 祐二
電話 : 052-955-2132

※「めぐりふーど」とは

めぐりふーどマーク

 食品リサイクルの取組をより広めるためには、
 この取組から生まれた商品等をより多くの方々に積極的に利用していただくことが必要です。
 このため、当事務所の「中部地方における地域循環圏の構築に向けた検討業務」の中で、この取組を皆様に身近に感じていただき、認知度やイメージの向上が図れるように、食品リサイクルの取組を表す愛称として「めぐりふーど」とそのシンボルマークを定めました。
 「めぐり」は循環し、再びもとに返ることを、「ふーど」は食品を表しており、この2つの表現を合わせた造語です。

 このシンボルマーク等の利用は、食品リサイクルの取組に貢献している当事務所管内の事業者や団体等の方々であれば、基本的にどなたでもご使用いただけます。なお、事業者や団体等が、シンボルマーク等をどのような用途で使用するかなどによって、「食品リサイクルに取り組んでいます。」「食品リサイクルに貢献しています。」「食品リサイクルを応援しています。」のいずれかのシンボルマーク等を使用いただくことになります。また、中部圏発の取組として、将来的には、全国への拡大も目指していきます。
 詳しい申請方法やご利用の条件は、当事務所の廃棄物・リサイクル対策課にお問い合わせいただくか、当事務所のHP(https://chubu..env.go.jp/recycle/r_6.html)をご覧ください。