ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]

中部地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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2020年4月23日

7件の記事があります。

2020年04月23日#STAYHOME 乗鞍の春

中部山岳国立公園 関根陽太

こんにちは。中部山岳国立公園管理事務所の関根です。

緊急事態宣言が全国に拡大されたことを受け、外出しなくても国立公園の自然を楽しんでいただこうと、「 #STAYHOME おうちで国立公園を楽しもう!プロジェクト」を開始しました!!

我々の事務所でも今週からテレワークが始まり、交代で出勤しています。

今日も自宅で仕事を進めながら投稿文を書いています。

まず第一弾として、乗鞍の春をお届けします!

先日、乗鞍高原へ改修予定園路の現地確認へ行きました。

自然公園でよく見かける木道ですが、どうしても劣化してきます。

新しい園路の設計図と照らし合わせながら、現場にあったものになっているか確認しました。

4月でも雪が降ったり、ぽかぽかだったりしますが、季節の移ろいを感じます。

これからミズバショウやレンゲツツジが咲く乗鞍高原ですが、季節は毎年巡っていますので、

今は#STAYHOMEで乗り切りましょう!

乗鞍高原の各施設も営業を自粛しております。

詳しくは、のりくら観光協会HPをご覧ください。

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 中部山岳国立公園では、コロナウイルス感染拡大防止の政府方針を受け、当面の利用の自粛をお願いしています。早期収束に向け、みなさまのご理解ご協力をお願いいたします。

 なお、この投稿は「#STAYHOME おうちで国立公園を楽しもう!プロジェクト」に基づいて実施しています。

#STAYHOME おうちで国立公園を楽しもう!プロジェクト

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2020年04月23日#STAYHOME 平湯バスターミナルが竣工

中部山岳国立公園 福澤春彦

はじめまして!中部山岳国立公園管理事務所の福澤です。

4月からアクティブ・レンジャーとして平湯を担当しています。

中部山岳国立公園は新潟県、富山県、長野県、岐阜県に属する北アルプスを中心とした

日本を代表する山岳公園です。

その大きな国立公園の中で岐阜県側(平湯)からの情報を発信していきますので宜しく

お願いいたします!

緊急事態宣言が全国に拡大されたことを受け、皆さんが外出しなくても「大自然に思い

を馳せることができる情報」が発信できればと思います!

北アルプス岐阜県側の玄関、平湯では先日4月7日に濃飛バスさんの「平湯バスターミナル」

が竣工しました。温泉床暖房の待合室や多様なキャッシュレス決済可能な券売機、また多言

語放送システム導入など最新式のターミナルは平湯地元や中部山岳国立公園にいらっしゃる

皆様の交通基地として益々期待されています。

<新しくなった平湯バスターミナル>

今日は平湯バスターミナル待合室にある素晴らしい木壁画をご紹介します。

丸枠が三つありますが、真ん中が乗鞍、左が新穂高ロープウェイ、右側が上高地。

そして背景には、北アルプスをデザインした雄大な風景が広がります。

山々の名前、風景の場所、わかりますか?

<高山市内の中西さんによる木壁画>


平湯バスターミナルは4月17日からオープンの予定でしたが残念ながら現在は、「アルプス街道平湯」

休館と併せて利用できなくなっています。

上高地行きのシャトルバスや大部分の高速バスは既に運休が決まっています。

詳細は濃飛バスのホームページにてご確認ください。

平湯バスターミナルhttps://www.nouhibus.co.jp/alps/busterminal/

濃飛バスhttps://www.nouhibus.co.jp/

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中部山岳国立公園では、コロナウイルス感染拡大防止の政府方針を受け、当面の利用の自粛をお願い

しています。早期収束に向け、みなさまのご理解ご協力をお願いいたします。

 なお、この投稿は「#STAYHOME おうちで国立公園を楽しもう!プロジェクト」に基づいて実施

しています。

#STAYHOME おうちで国立公園を楽しもう!プロジェクト

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2020年04月23日#STAYHOME 志賀高原の団体を表彰します

上信越高原国立公園 志賀高原 則武敏史

こんにちは、上信越高原国立公園の志賀高原です。

環境省では、自然環境の保全に関する顕著な功績があった者(又は団体)を表彰し、これを讃えるとともに、自然環境の保全について国民の認識を深めることを目的に、平成11年度から毎年度、『「みどりの日」自然環境功労者環境大臣表彰』を行っています。

<環境省報道発表(令和2年4月14日)「令和2年度「みどりの日」自然環境功労者環境大臣表彰について」>

令和2年度は38件が選ばれ、その中に志賀高原に関係する団体が含まれました。

「一般財団法人 和合会(わごうかい)」(以下、和合会と省略)と「一般財団法人 共益会(きょうえきかい)」(以下、共益会と省略)の2者です。

ともに、志賀高原の土地(入会地)所有者で、「92年の永年にわたり、志賀高原地域の自然環境の保全管理を行い、国立公園としての資質を保ってきたこと」などが功績です。

(残念ながら、表彰式は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため中止となりました。)

国立公園の保護と利用について、環境省と土地所有者の協働の結果として、現在の国立公園志賀高原の自然環境が維持されています。

なお、今回2者を表彰しますが、国立公園は、地域の個人、地域の団体や組織、国や地方の行政機関など多くの皆様の協力があって成り立っていることは、肝に銘じています。

では、和合会、共益会の所有地にある興味地点を紹介します。

<志賀山の北側の「おたの申す平」にある原生的な亜高山帯針葉樹林。木の肌が白っぽいのはオオシラビソ、赤っぽいのはコメツガ。和合会地籍。平成26年6月撮影。>

<志賀高原で面積の最も広い池「大沼池(おおぬまいけ)」。この池にすむ大蛇と黒姫の伝説がある。和合会地籍。平成31年2月撮影。>

<稚児池(ちごいけ)。焼額山(やけびたいやま)の山頂にあるため流入する水がないにもかかわらず、水が枯れることがない。共益会地籍。平成27年8月撮影。>

<岩菅山(いわすげやま)の西斜面。和合会共益会共有地。平成25年4月撮影。>

さて、志賀高原へ群馬県側からのアクセスに利用される国道292号は、明日24日(金)午前10時に冬期通行止めが解除される予定です。

しかし、コロナウイルス感染拡大防止の政府方針を受け、不要不急の外出自粛要請が出されています。早期収束に向け、皆様のご理解ご協力をお願いいたします。

※ タイトルの「#STAYHOME」について ※

環境省信越自然環境事務所では、「#STAYHOME おうちで国立公園を楽しもう!プロジェクト」を実施しています。

新型コロナウイルスの感染拡大防止のため外出自粛がされることにより、一般の方に国立公園を訪れて自然・文化体験を楽しんでいただくことができなくなっています。この春、管内の国立公園への来訪を楽しみにされていた方に向けて、また、収束後にはぜひ日本の美しい自然や文化を満喫したいと思っている多くの方に向けて、国立公園の魅力をインターネット上で広く情報発信することを目的としています。



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2020年04月23日#STAYHOME 窓から見える自然を楽しもう

妙高戸隠連山国立公園 アクティブ・レンジャー 帖地千尋

今年は雪が少なかったです。今日ついに事務所の庭の雪が例年より早く雪解けしました。

雪解けした地面では、餌探しをするカシラダカやアトリの姿が目立つようになってきました。

冬鳥はもうすぐ高原を離れるので、その前の腹ごしらえでしょうか?

カシラダカ

 

まだ樹木は芽吹きの準備をしだしたところですが、事務所の庭のヤマザクラがいち早く花をつけました。

やってきたのはメジロです。

 

メジロとヤマザクラ

 

鳥の種類や名前が分かるようになると、季節の変化や自然がより身近に感じられるようになります。

覚えはじめの時期には日本野鳥の会が出版している「新・山野の鳥」がおすすめです。

身近な鳥がコンパクトにまとまっているのでわかりやすいです。

また、無料アプリ「火打やまナビ」で、高原~山の鳥21種の野鳥と鳴き声を紹介しているので、

自宅での見分け、聞き分け学習にぜひお役立てください。

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2020年04月23日#STAYHOME 高原からの浅間山

上信越高原国立公園 万座 飯島久美子

本日は浅間牧場周辺の見回りにいってきました!

【浅間山】R2.4.23撮影

午前中は雲もなく頂上まできれいに見渡せました。

浅間山の雄大な景色は何度見ても感動的です!写真の左側のちいさな小浅間山もまるくてかわいいです。

⇑写真左側、の黄色枠内が小浅間山です。               

小浅間山は溶岩ドームとよばれる、

溶岩が地表で丘状に盛り上がってできているのでこんな形をしています。

⇑溶岩が流れた場所は大きな岩がごろごろしています。

浅間山周辺は'子供パークレンジャー'でも利用しているフィールドです。

子どもパークレンジャー

https://www.env.go.jp/kids/gokan/jpr/

上信越高原国立公園では、コロナウイルス感染拡大防止の政府方針を受け、当面の利用の自粛をお願いしています。早期収束に向け、みなさまのご理解ご協力をお願いいたします。

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2020年04月23日#STAY HOME 妙高高原よりお知らせ

妙高戸隠連山国立公園 アクティブ・レンジャー 帖地千尋

現在分かっている範囲で、妙高高原の状況についてお知らせします。

■妙高高原いもり池案内所(妙高高原ビジターセンター建替中の代替え施設)

→5月末まで臨時休館中。電話での問い合わせのみ。電話:0255-86-4599

イベントの開催は現在見合わせ中です。最新情報はHPをチェックしてください。

http://www.myokovc.jp/

■妙高高原観光案内所

→5月末まで臨時休館中。電話での問い合わせのみ。トイレの利用は可能です。

 電話:0255-86-3911 

Facebookで最新状況が発信されています。https://www.facebook.com/myoko2.tv/

■高谷池ヒュッテ/高谷池野営場

→営業開始が5月7日まで延期になっています(延長の可能性あり)。トイレの使用も現在できません。避難小屋としての機能はありますが、10人程度の広さしかなく、3密が避けることは難しい状況です。

注意:今年度から問い合わせ先が変更になっています。新しい問い合わせ先は上記の妙高高原観光案内所です。

■雨飾山荘

→営業開始が6月5日まで延期になっています。

HP:https://www.mountaintrad.co.jp/~amakazari/

■笹ヶ峰登山口への林道について

→例年4月下旬開通ですが、現時点で冬期閉鎖解除されていません。開通状況はこちら。

HP:https://www.pref.niigata.lg.jp/sec/jouetsu_seibi/1217354468498.html

緊急事態宣言の期間延長などで、休館や営業開始が延びる可能性もありますので、最新状況はHP等でチェックしてください。

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2020年04月23日#STAYHOME 上高地施設の休館状況と春を待つ野鳥たち

中部山岳国立公園 上高地 小森 夏奈

みなさま、こんにちは。上高地管理官事務所の小森です。

全国各地で春が訪れ、上高地の状況を気にしていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。

今回は現在の上高地地域の情報をお知らせいたします。

新型コロナウイルス感染症の拡大防止に伴う緊急事態宣言が、全国に発令されている状況を鑑み、上高地にある環境省施設も閉館しています。

※ただし、施設維持管理に関する職員は常駐しております。電話対応業務は通常通り受け付けています。

利用者の皆様にはご迷惑をおかけしますが、ご理解とご協力をお願いいたします。

◆信越自然環境事務所のホームページ

http://chubu.env.go.jp/shinetsu/

◆上高地公式サイト

https://www.kamikochi.or.jp/

また、上高地地域の宿泊施設、食堂・売店、キャンプ場については5/6(水・祝)まで休業しております。

北アルプス山岳地域の山小屋も小屋泊・テント泊ともに営業自粛しております。

上高地へ至るバスは全便運休、タクシーも運行していません。

全国的な外出自粛の観点からも、中部山岳国立公園ならびに上高地地域の利用(散策・登山等)自粛をお願いいたします。

早く事態が収束し、みなさんに上高地に訪れていただける日が来ることを願ってやみません。そのためにも、上高地で働く方々は一丸となって苦渋の決断をされました。

利用者の方にもこのような状況をご理解いただき、重ねてのお願いとなりますが、上高地の利用をお控えいただきますようお願いいたします。みなさんのご協力が、事態の収束や上高地の開山につながるはずです。

4/19の上高地河童橋】

いつもなら観光客で賑わう河童橋周辺も、いまはひっそりとしています。

4/19の上高地バスターミナル】

上高地行きのバスは運休となっており、関係車両しか停まっていません。

そんな中、少しさみしい上高地ですが、野鳥たちは元気に活動しています。

 

ゴジュウカラ                 キバシリ

 

ルリビタキ                  アカゲラ

(いずれも上高地ビジターセンター職員撮影)

上高地ビジターセンターのホームページでは、自然情報やスタッフ日記を毎日更新しています!

◆上高地ビジターセンター

https://www.kamikochi-vc.or.jp/

野鳥のほかにも、上高地には自然や歴史など魅力あるものがたくさんあります!

上高地の自然や歴史を学んでから訪れると、上高地がいっそう楽しめること間違いなしです。この機会に、ゴールデンウィークは、おうちで上高地について学んでみてはいかがでしょうか?

中部山岳国立公園では、コロナウイルス感染拡大防止の政府方針を受け、当面の利用の自粛をお願いしています。早期収束に向け、みなさまのご理解ご協力をお願いいたします。

 なお、この投稿は「#STAYHOME おうちで国立公園を楽しもう!プロジェクト」に基づいて実施しています。

・#STAYHOME おうちで国立公園を楽しもう!プロジェクト

  <http://chubu.env.go.jp/shinetsu/pre_2020/stayhome.html>

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