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信越自然環境事務所

報道発表資料

2023年10月02日
  • 報道発表

令和5年度中央アルプスにおいて野生復帰のためケージ保護していたライチョウの放鳥について

 9月27日にプレスリリースを行ったとおり(令和5年度中央アルプスにおけるライチョウの野生復帰事業の実施結果について)、9月30日に中央アルプス頂上山荘付近のケージにて保護していたライチョウ計3個体を放鳥した。
 ライチョウ3個体は、無事にケージ外に放鳥され、放鳥直後は近辺で採餌するなどの様子がみられた。
 放鳥したライチョウのモニタリングは、10月下旬まで実施予定。

1.これまでの経緯

経緯については9月27日プレスリリースを参照してください。
<9月27日報道発表資料>

2.放鳥結果

今回はケージ内の個体の状況等から十分放鳥できると判断し、予定より1日早く放鳥を実施しました。

9月30日
10:15
ケージにて保護していたライチョウ雄2個体、雌1個体を放鳥
放鳥後しばらくの間、ライチョウの行動を観察し、問題の無いことを確認して作業終了

3.今後の予定

 放鳥後の個体のモニタリングについては、10月下旬まで実施する予定です。その他、今年生まれの雛への標識装着についても10月下旬まで継続します。
次年度以降の野生復帰事業については保険集団を用いた野生復帰手法の開発に取り組む予定です。

お問い合わせ先

環境省信越自然環境事務所 野生生物課 小林
TEL:026-231-6573