秋から冬に移り変わるにつれ、空気はより澄んで冷たくなっていきます。地平線はよりくっきりと見えるようになり、英虞湾の湾口にある御座岬のシルエットもより鮮明になります。
森の樹木は、サザンカなどの花々で彩られます。木々がドングリを落とすと、リスがそれを食べにやってきます。
秋になると落葉樹が葉を落とし、野鳥を見つけやすくなります。メジロ、エナガ、コゲラは集まって群れになり、剥き出しになった枝を移動して餌を探します。
寒い冬でも雪はほとんど降りません。気温が低いと森の動植物は活動が低下していき、じっと春を待ちます。