中部地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。
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7月15日は、中房登山口~合戦小屋~燕山荘~燕岳を往復し、登山道の様子を確認してきました。
中房から燕岳へと続く合戦尾根は、北アルプス3大急登にも数えられ、特に合戦小屋までは、急な登りが続きます。樹林帯が続くため眺望はよくないですが、階段が整備されていますので、さほど危険な箇所はありません。途中4ヶ所にベンチが作られており、適宜休みながら登ることができます。
合戦小屋は宿泊できませんが、飲食物の販売はしていますので、休むことができます。合戦沢の頭の三角点に近づくと、次第に景色が開けていき、目指す燕岳や大天井岳なども見えてきます。この先も階段等は整備されていますが、一部道幅が狭くなっている所もありますので譲り合って通行してください。
燕山荘に着くと、特に西の山々の眺めが素晴らしいです。この日は少々雲が多く見えづらかったですが、双六岳、三俣蓮華岳、鷲羽岳などが正面に見え、少し遠くに、槍ヶ岳、笠ヶ岳が見えます。
ここから燕岳山頂までは、片道30分ほどで行くことができます。
早朝に出れば、日帰り登山も可能な山です。
燕山荘から燕岳にかけては、高山植物の女王ともいわれるコマクサの群落が見頃です。
点々と咲くピンク色の花が美しいです。
このため周辺にはコマクサなどの植生の保護、表土の保護のため、ロープが張られている箇所が多数あります。いい写真を撮りたいからとロープを越えることはしないでください。
これは燕岳以外でも同じです。山を歩かれる際は、登山道を外れて歩かないでください。山における環境の保全のため、ご協力をお願いいたします。
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アクティブ・レンジャーとは、自然保護官の補佐役として、国立公園等のパトロール、調査、利用者指導、自然解説などの業務を担う環境省の職員です。管内には、上信越高原、妙高戸隠連山、中部山岳、白山、伊勢志摩国立公園があります。
7月15日は、中房登山口~合戦小屋~燕山荘~燕岳を往復し、登山道の様子を確認してきました。
中房から燕岳へと続く合戦尾根は、北アルプス3大急登にも数えられ、特に合戦小屋までは、急な登りが続きます。樹林帯が続くため眺望はよくないですが、階段が整備されていますので、さほど危険な箇所はありません。途中4ヶ所にベンチが作られており、適宜休みながら登ることができます。
合戦小屋は宿泊できませんが、飲食物の販売はしていますので、休むことができます。合戦沢の頭の三角点に近づくと、次第に景色が開けていき、目指す燕岳や大天井岳なども見えてきます。この先も階段等は整備されていますが、一部道幅が狭くなっている所もありますので譲り合って通行してください。
燕山荘に着くと、特に西の山々の眺めが素晴らしいです。この日は少々雲が多く見えづらかったですが、双六岳、三俣蓮華岳、鷲羽岳などが正面に見え、少し遠くに、槍ヶ岳、笠ヶ岳が見えます。
ここから燕岳山頂までは、片道30分ほどで行くことができます。
早朝に出れば、日帰り登山も可能な山です。
燕山荘から燕岳にかけては、高山植物の女王ともいわれるコマクサの群落が見頃です。
点々と咲くピンク色の花が美しいです。
このため周辺にはコマクサなどの植生の保護、表土の保護のため、ロープが張られている箇所が多数あります。いい写真を撮りたいからとロープを越えることはしないでください。
これは燕岳以外でも同じです。山を歩かれる際は、登山道を外れて歩かないでください。山における環境の保全のため、ご協力をお願いいたします。