野生生物の保護管理
こちらは、野生生物課が担当しております。
野生生物課では、地域の産業や生活との共存を図りながら、多様な野生生物の保護管理を行うとともに、外来生物対策等に取り組んでいます。
ようこそ七ツ島鳥獣保護区へ
○今、こんな問題があるんだ
外からやってきた天敵たち
荒三子島 |
かご罠で捕らえたドブネズミ |
漁船にまぎれて島に渡ってしまった |
世界で日本近海の離島でしか繁殖しないカンムリウミスズメ。 現在は5000羽ほどしかいないといわれる。 七ツ島の繁殖地である荒三子島では、そんな希少な鳥が、 人間によって運ばれたドブネズミに脅かされている。 ドブネズミは卵を抱いている親鳥を食べてしまう。 今まで見たこともなかった天敵になすすべを持たないんだ。 |
||
何者かに捕食された カンムリウミスズメの死骸 |
25年前に持ち込まれた4羽が増加 |
七ツ島大島のアナウサギ |
1984年に漁師が放した4羽のアナウサギ。 これがなんと250羽まで増加したんだ。 島の草がどんどん食べられてしまい地表がむき出しに。 七ツ島大島のアナウサギ そのせいで地面が崩れ、 オオミズナギドリの巣穴を埋めるという被害がでてきた。 また、オオミズナギドリの巣穴を奪ってしまうこともある。 毎年駆除を行い現在は100羽ほどが大島にいる。 アナウサギはみんなが学校で飼っているカイウサギのことだよ。 |
アナウサギ駆除の様子 |