小型家電リサイクル
小型家電リサイクル
携帯電話やパソコン、デジタルカメラ等の使用済み小型電子機器等(以下、「小型家電」とします)には、鉄やアルミ、金、銀、銅、レアメタルといわれる有用金属が含まれています。日本で1年間に使用済みとなる小型家電は約65.1万トンと推定されています。うち有用な金属は28万トン、金額に換算すると844億円にもなりますが、その半数が廃棄されていると言われています。一方、小型家電には、鉛等の有害金属も含まれており、適正に処理することが求められています。 平成24年8月に小型家電リサイクル法が定められ、平成25年4月1日から回収体制の整備ができた市町村から順次取り組みを開始しています。
対象品目
携帯電話、パソコン、デジタルカメラをはじめとした電気や電池を使用する機器が広く対象となります。どの品目を回収するかは市町村が決定します。
回収方法
使用済み小型家電の回収は市町村が行います。ボックス回収、ステーション回収、ピックアップ回収、イベント回収、持込み回収等の方式が採用されています。
リサイクル方法
市町村が回収した小型家電は、国の認定を受けた認定事業者に引き渡され、適正にリサイクルを行います。
取組事例
中部地区では平成24年度から27年度にかけて31地域で環境省の実証事業を行っています。
普及啓発
小型家電を効率的に回収するうえで住民に対する啓発活動が重要となります。