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「COP10推進チーム」の設置について
2009.4.1 中部地方環境事務所
中部地方環境事務所では、平成21年4月1日付けで所内に「COP10推進チーム」を設置しました。
来年10月の愛知県名古屋市での生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)の開催に向け、中部地方における生物多様性の保全と持続可能な利用に関する各種事業の展開、関係団体との連絡調整等を効果的に進めるための所内横断的な体制づくりを行うものです。
1.趣旨
平成22年(2010年)10月に愛知県名古屋市において、生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)が開催されます。
中部地方環境事務所では、これまで各課の個々の業務の中で生物多様性の保全と持続可能な利用に関する取組を行ってきたところですが、COP10に向けてより効果的な施策展開を図るためには、これらの業務を一元的に推進する体制が不可欠です。
また、「第3次生物多様性国家戦略」にもあるように、生物多様性の保全と持続可能な利用に関する取組は、低炭素社会づくりや循環型社会づくりと統合的に進めることが求められます。
このため、こうした役割を担うプロジェクトチームとして新たに「COP10推進チーム」を設置し、中部地方環境事務所全体を挙げてCOP10に向けて取り組む体制を立ち上げるものです。
2.業務内容
●生物多様性の保全と持続可能な利用に関する普及啓発を図るための各種事業の推進
〈平成21年度の施策例〉
- NPOとの連携による普及啓発のためのワークショップの開催(中部地方各地で5か所程度)
- 生物多様性の保全等に配慮した企業活動を推進するためのセミナーの実施
- 中部地方の自治体を対象とした生物多様性地域戦略ガイドライン説明会の開催
●中部地方の他の国の地方支分部局、地方自治体、NPO、企業等との連絡調整
〈平成21年度の施策例〉
- 中部地方に所在する国の地方支分部局による連絡会議の開催
- 中部地方の自治体の参加による情報交換の場の開催
●その他COP10の開催に向けた生物多様性の保全と持続可能な利用に関する施策の推進
3.構成メンバー
チームリーダー | 田村 省二 統括自然保護企画官 |
チーム員 | 総務課長、国立公園・保全整備課長、野生生物課長のほか、専任の職員を含め約10名 |
※COP10推進チーム専用電話番号:052-955-2131 |
4.設置年月日
平成21年4月1日