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【開催予定】中部エコライフ・フェア2007~多様性が育む中部の環境~の開催
2007.06.08 中部地方環境事務所
毎年6月は環境月間です。これに合わせ環境省中部地方環境事務所では、「中部エコライフ・フェア2007」を開催します。
2008年からはいよいよ温暖化防止のための京都議定書の目標達成期間が始まります。また、2010年には生物多様性条約の第10回締約国会議(COP10)の名古屋での開催を目指しています。
このような中で、本年は、市民、NPO、企業や行政などの多様な主体が、協働して、地域に根ざした温暖化防止や生物多様性の保全などの環境保全活動を進めていく一つのきっかけ作りとして、「多様性が育む中部の環境」をテーマに中部エコライフ・フェア2007を開催します。
1.開催概要
- タイトル
- 中部エコライフ・フェア2007
- 開催期日
- 平成19年6月16日(土)~17日(日)
午前10時~午後7時 <最終日は午後5時まで> - 会場
- オアシス21「銀河の広場」(名古屋市東区東桜1-11-1)
- 主催
- 環境省中部地方環境事務所(電話:052-955-2130)
- 共催
- 愛知県・名古屋市
- 入場料
- 無料
2.内容
(1)会場の構成
中部エコライフ・フェア2007は出展ブース及びステージで構成し、ブースは環境問題に取り組む国の行政機関、地方自治体、企業、NGO/NPO等から、計40機関が出展します。
(2)主な内容
- [1]出展ブース(別添チラシ参照[PDF])
- 行政機関、企業、NPO等のブースが一堂に会し、相互の交流が深まることも、本フェアの大きな狙いです。
- 行政機関・企業ブース
- 中部地域の行政機関、自治体や企業の環境への様々な取り組みを展示、紹介します。このフェアでは、特に行政の取組が一挙に学べます。
- NPO等ブース
- 公募により募集した、温暖化、廃棄物・リサイクル、山・森・海などの自然環境保全、環境教育などに取り組むNPO等によるブースです。工作やワークショップなど、参加型の出展を予定しているブースもあります。
- [2]ステージ(ステージ予定参照[PDF])
- 楽しみながら、参加しながら、でもちょっと真面目に環境のことを考えるトークやコンサートなどを予定しています。
-
- トリノオリンピック(スノーボード)出場の山岡聡子(やまおか そうこ)選手及び中島志保(なかしま しほ)選手による地球温暖化防止トーク「ウィンタースポーツと地球温暖化」
- スノーボードをはじめウィンタースポーツは雪がなくてはできません。しかし、地球温暖化が進めば、雪も少なくなり、ウィンタースポーツもできなくなります。
ウィンタースポーツを切り口に、地球温暖化をどう防ぐのか、トリノオリンピック代表の両選手によるトークショーです。 - 「我が家の環境大臣」エコファミリートーク
- 環境省では、家庭において環境にやさしい行動を心がけることを宣言した家庭・団体(エコファミリー)が、ホームページ上で取組内容を紹介する「我が家の環境大臣事業」を平成17年度より行っています。
今回のフェアでは、はじめての試みとして中部圏のエコファミリーに実際に集っていただき、普段行っている活動や取組の工夫、課題などについて話し合います。 - みんなで読もう、環境白書
- 平成19年版環境・循環型社会白書が6月5日の環境の日に閣議決定されました。今年の白書のポイントについて、いち早く、紹介します。
- CERAMIC SOUND ~渡辺敬一郎(わたなべ けいいちろう)リサイタル~
- 常滑市在住の陶芸家・音楽家である渡辺敬一郎さんが、自作の焼物楽器を使って演奏、トークを展開します。
- 間伐材楽器ミンミン・コンサート
- 間伐材で作った“みんなの民族楽器”「ミンミン」を使った、川合ケンさん・谷口正明さんのコンサートです。
- 地球ハーモニー・コンサート
- 不要になったピアノをアジア・アフリカの子どもたちなどに贈る活動を続けているジャズピアニスト・シンガーソングライターの河野康弘さんが、世界平和と環境保護をテーマに出演します。
- 生物多様性・山川里海の話
- 生物多様性ってむずかしい。「山・川・里・海」から考えれば分かりやすいかもしれません。藤前干潟を守る会の辻淳夫さん、矢作川研究所の洲崎燈子さん、なごや東山の森づくりの会の鬼頭保さんによるトークです。
- 安田先生と仲間たち~ SAVE FREE 環境コンサート ~「つながれ、いのち!」
- 名古屋の小学校で20年以上にわたって教壇に立ってきた「安田先生」が、教え子たちと一緒に、いのちのつながりのすばらしさを音楽やトークを通じて会場のみなさんに伝えます。
- 安田和代先生:環境教育の授業の様子がDVDで全国23000の小学校に配布されるなど、多岐にわたる活動を展開。愛知万博のエコトークセッションにも出場。
- 「ちきゅうさんきゅう」コンサート(HULU)
- 海上保安庁キャラクター「うみまる」と「うみまる劇団」による劇
- 「なごやエコキッズ」(昭和保育園、スカイ保育園、報徳幼稚園)によるエコソング・環境にやさしい園での取り組み紹介
- 親子で参加できる環境クイズ 等
- [3]その他
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- EXPOエコマネーセンター出張所の開設
- 金山にあるEXPOエコマネーセンターの出張所を開設します。当日は来場者に1ポイント進呈するとともに、交通エコポンとも連動し、公共交通機関でお越しになるとさらにポイントが加算されます。(※交通エコポンによるポイント付与は条件があります。)
- 燃料電池車の展示
- 究極のエコカーと呼ばれる燃料電池車を、名古屋市の協力により展示します。
- モリゾー・キッコロ来場
- モリゾー・キッコロが中部エコライフ・フェア2007の応援に、会場へやってきます。ステージイベントの参加や会場内を回ります。
参考:「環境月間」と「環境の日」
環境省では、環境の日(6月5日)を含む6月を「環境月間」として、行政機関や市民団体等に呼びかけ、環境の保全に関する普及・啓発のための各種行事を実施しています。
「環境の日(6月5日)」は、「事業者及び国民の間に広く環境の保全についての関心と理解を深めるとともに、積極的に環境の保全に関する活動を行う意欲を高める」という趣旨で、環境基本法第10条の規定により定められているものです。また、国連は、1972年6月5日からストックホルムで「国連人間環境会議」が開催されたことを受けて、6月5日を「世界環境デー」に定めています。
添付資料
連絡先
環境省中部地方環境事務所
所長 青山 銀三
総務課長 永島 徹也
環境対策課長 梅田 欽也
担当 後藤 靖久
水谷 宏忠
電話:052-955-2130