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中部地方環境事務所

環境省ちゅうぶ環境メールマガジン(第5号)

環境省ちゅうぶ環境メールマガジン(第5号)

2007.08.01

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環境省ちゅうぶ環境メールマガジン (第5号)

                  ★発行:環境省 中部地方環境事務所
                  ★発行日:平成19年 8月 1日

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本メールマガジンは、転送自由です。また、新規読者も随時募集をしておりますので、配信を希望される方は、本メールマガジン最下部に記載の連絡先まで、お気軽にご連絡ください。

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◆もくじ◆

 1.今月の環境情報

  (1)廃棄物・リサイクル関係
  •     ○災害廃棄物の処理に係る環境省の対応
  •     ○不法投棄監視通報システム
  (2)環境対策関係
  •     ○熱中症や紫外線にご注意ください
  •     ○「スターウォッチング・ネットワーク」夏期観察の実施
  •     ○商業施設等での「COOL BIZ」の取組
  (3)自然環境関係
  •     ○外国産のカブトムシ・クワガタを逃がさないで!捨てないで!
  •     ○自然公園法制定50周年記念「国立公園巡回写真展」
  •     ○平成19年「自然に親しむ運動」期間
  •     ○平成19年度動物愛護週間ポスターのデザイン絵画コンクール
  (4)長野自然環境事務所だより
  •     ○乗鞍高原でコウモリフェスティバル
  •     ○パークボランティア研修を開催
  •     ○野尻湖クリーンラリー

 2.イベント・募集情報

  (1)イベント情報
  •     ○平成19年度環境教育リーダー研修基礎講座
  •     ○「藤前干潟」自然観察会
  (2)募集情報
  •     ○平成19年度環境教育講座「子どもたちと人類の未来を守るために」
  •     ○「平成19年度容器包装3R推進環境大臣賞」の募集
  •     ○ストップ温暖化大作戦-CO2削減「一村一品」プロジェクトの実施
  •     ○「eco japan cup 2007」開催 ~応募受付を開始~
  •     ○「1人1日1kgのCO2削減」応援キャンペーンの協賛企業募集
  •     ○平成19年度環境カウンセラー募集
  •     ○「平成19年度わたしがつくったマイバッグ環境大臣賞」の募集
  •     ○「種の保存法施行令の一部を改正する政令案」に対する意見募集

 3.コラム

  •    ◇「ap bank fes'07」に参加して(EPO中部 鵜飼)

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1.今月の環境情報

(1)廃棄物・リサイクル関係

○災害廃棄物の処理に係る環境省の対応

台風の被害が心配となる季節となりました。先の台風4号及び梅雨前線による集中豪雨や新潟県中越沖地震の被災者の皆様に対し、心より、お見舞い申し上げます。
今年3月の能登半島地震につきまして、環境省では、被災自治体の早期復旧・復興を支援するため、「災害等廃棄物処理事業費補助金」により約39億円の支援を行うこととしております。
 詳しくは、http://www.env.go.jp/press/8546.html

  • ※ 「災害等廃棄物処理事業費補助金」は、災害に起因しない海岸保全区域外の漂着ごみの処理にも措置できるものであり、7月25日、福井市において本省担当者から県・市町村の担当者の皆様に対し説明会を行いました。
○不法投棄監視通報システム

当事務所では、監視カメラ3台を保有し、希望する県・市町村に設置(3月まで予約でいっぱい!)していますが、そのカメラの性能等について問い合わせがございますので、お知らせします。

◇静止画タイプ

比較的小型で、目標に対し設置距離の幅が大きい。
検知範囲を画面で設定できる。

◇動画タイプ

バッテリーを含め大型。夜間撮影可能。
センサー分離型、設置距離に一定の制約があり。
どちらも一長一短がありますが、これまで設置した県・市町村から不法投棄の「抑止効果あり」の評価を得ています。設置場所を決める際、カメラを固定する柱等の確認、機器の盗難防止等の措置もよろしくお願いします。

(2)環境対策関係

○熱中症や紫外線にご注意ください

夏になり、紫外線の強さや、熱中症が気になる季節になりました。
紫外線や熱中症は、知識があればリスクを避けることが出来ます。そこで、環境省では、紫外線と熱中症それぞれについて保健指導マニュアルを作成するなどして、情報提供を行っています。
詳しくは、http://www.env.go.jp/chemi/info/heat-uv.html

○「スターウォッチング・ネットワーク」夏期観察の実施

全国星空継続観察(スターウォッチング・ネットワーク)は、全国各地で一斉に、肉眼や双眼鏡、カメラを使った身近な方法によって星空観察を行うものです。平成19年度夏期観察は、平成19年8月5日(日)から8月18日(土)までを観察期間として実施します。
詳しくは、http://www.env.go.jp/press/8557.html

○商業施設等での「COOL BIZ」の取組

~映画館・百貨店・スーパーマーケット・銀行で導入開始~
「COOL BIZ」3年目の今年、映画館、百貨店、スーパーマーケット・銀行において、冷房温度を緩和する取組が開始されることになりました。
詳しくは、http://www.env.go.jp/press/8611.html

(3)自然環境関係

○外国産のカブトムシ・クワガタを逃がさないで!捨てないで!

夏休みに入り、カブトムシやクワガタを飼うご家庭もあるのではないでしょうか?あなたの飼っているカブトムシやクワガタは外国産ではないですか?もし外国産であれば......
続きは、
http://www.env.go.jp/nature/intro/4document/pr/2006kuwa.pdf

○自然公園法制定50周年記念「国立公園巡回写真展」

今年、平成19年は、自然公園法制定から50周年を迎えます。この機会に、国立公園をはじめとする自然公園について、広く国民の皆様に知っていただき、その保全の重要性を御理解いただくため、環境省では、ホームページを設けています。
「国立公園巡回写真展」など様々な関連行事の案内を掲載していますので、どうぞご覧下さい。
詳しくは、http://www.env.go.jp/nature/np/law_50th/index.html

○平成19年「自然に親しむ運動」期間

環境省では、毎年7月21日から8月20日までを「自然に親しむ運動」期間とし、都道府県、市町村等と協力して、全国の自然公園、景勝地、休養地及び身近な自然地域において、自然に親しむための各種行事を実施しています。
中部地方環境事務所管内の白山国立公園、伊勢志摩国立公園でも期間中に様々な行事を実施する予定です。

【行事の内容、問合わせ、申込み等】

詳しくは、https://chubu.env.go.jp/pre_2007/0723a.htmlまで。

○平成19年度動物愛護週間ポスターのデザイン絵画コンクール

動物愛護週間(9月20日~9月26日)を前にポスターのデザイン絵画コンクールが行われ、7月24日に受賞者が発表されました。
最優秀作品は、実際に、平成19年度動物愛護週間ポスターとして使用されます。
詳しくは、http://www.env.go.jp/press/8610.html

(4)長野自然環境事務所だより

○乗鞍高原でコウモリフェスティバル

乗鞍高原で「第13回コウモリフェスティバル」が7月21日・22日の2日間開催されました。
乗鞍高原は、クビワコウモリ(頭胴長は6cmほど、重さは10g程度の小さなコウモリです)の繁殖が日本で唯一確認されている場所で、乗鞍自然保護センター横には、全国でも稀な、コウモリの保護繁殖のための人工ねぐら「バットハウス」が建てられています。
フェスティバルでは、バットハウスの観察や研究者による講演会が行われ、コウモリファンや地元の小学生など、関係者を含め約100名の参加がありました。
同センターでは、コウモリの骨格標本やあまり知られていない生態解説などの展示が8月31日まで見学できますので、乗鞍高原にお出かけの際にはお立ち寄り下さい。

■長野県乗鞍自然保護センター

開館期間:4月15日~11月15日(入場無料、休館:水曜日)
開館時間:午前9:00~午後5:00
TEL:0263-93-2045
松本自然環境事務所

○パークボランティア研修を開催

上信越高原国立公園妙高高原地区で、自然解説、利用者指導や美化清掃などの活動をしているパークボランティアの方々の研修会を7月7日に行いました。
今回の研修では、人を恐れなくなったクマなど、人と野生動物との間に起こっている変化について、野生動物の研究で知られる野紫木洋氏から講演をいただきました。自然の中で活動するパークボランティアの方々にとって、野生動物との関わりについて参考となりました。
パークボランティア活動の夏のメインイベントである「自然教室」を8月4日~8月19日まで妙高高原ビジターセンターと笹ヶ峰ビジターセンターで開催します。みなさまのお越しをお待ちしています。

■妙高高原ビジターセンター

自然教室に関するお問い合わせ
TEL:0255-86-4599
妙高高原自然保護官事務所

○野尻湖クリーンラリー

7月11日に野尻湖の環境について学ぶ、「野尻湖クリーンラリー」が野尻湖で開かれました。
このイベントは、長野県主催で野尻湖周辺の小学4年生を対象に開催され、長野自然環境事務所では、国立公園としての野尻湖や野尻湖に生息するブラックバス・ブルーギルなどの外来生物の問題について説明しました。
 戸隠自然保護官事務所

2.イベント・募集情報

(1)イベント情報

○環境教育リーダー研修基礎講座

今年度も、環境教育・環境学習を推進する人材として重要な役割が期待される学校教員並びに地域の活動実践リーダー及び環境教育に興味のある方を対象に、指導者としての能力養成・パートナーシップの構築を目的とした研修を「長野県総合教育センター」(長野県塩尻市)で開催します。

○「藤前干潟」自然観察会

ラムサール条約登録湿地である藤前干潟をフィールドに、自然観察会を開催します。2010年愛知県名古屋市への生物多様性条約第10回締約国会議誘致に向けて、皆様に生物多様性の保全をわかりやすく伝えることを目的として開催しますので、ぜひご参加ください。

  • ◇「干潟」観察会    8月 1日(水) 8月14日(火)
  • ◇「潮だまり」観察会  8月17日(金) 8月30日(木)
    詳しくは、https://chubu.env.go.jp/to_2007/0726a.html

(2)募集情報

○平成19年度環境教育講座「子どもたちと人類の未来を守るために」

第2回(開催日時:8月31日(金))は、「先進的な循環型社会構築と国際的な3Rの推進」です。
(この講座は「なごや環境大学連携講座」です)
詳しくは、https://chubu.env.go.jp/to_2007/0621a.html

○「平成19年度容器包装3R推進環境大臣賞」の募集

容器包装廃棄物の3Rの推進に資する活動の奨励・普及を図るため、平成18年度に「容器包装3R推進環境大臣賞」を設け、引き続き、平成19年度も7月23日(月)から8月24日(金)まで一般募集を行いますので、奮って御応募ください。
詳しくは、http://www.env.go.jp/recycle/info/stop_ya/

○ストップ温暖化大作戦-CO2削減「一村一品」プロジェクトの実施

地域の創意工夫を活かした地球温暖化防止のための取組(一品)を掘り起こし、「知恵の環」を広げ、地域の温暖化対策の一層の推進を図るため、「ストップ温暖化大作戦-CO2削減「一村一品」プロジェクト」を今年度より実施しております。
詳しくは、http://www.env.go.jp/press/8511.html

○「eco japan cup 2007」開催 ~応募受付を開始~

"日本発、世界の経済をエコ化する!"をコンセプトに、エコビジネスの芽を見つけ、育てるコンテスト「eco japan cup 2007」を開催します。8月27日に応募受付を開始し、12月に受賞者を発表する予定です。
詳しくは、http://www.eco-japan-cup.com

○「1人1日1kgのCO2削減」応援キャンペーンの協賛企業募集

「美しい星50」の中で提案された「1人1日1kgのCO2削減」を受け、チーム・マイナス6%では、「めざせ!1人、1日、1kgのCO2削減」をホームページの特設サイトに設け、「私のチャレンジ宣言」の受付等を行っています。このキャンペーンに御参加いただける協賛企業を募集しています。
詳しくは、http://www.env.go.jp/press/8558.html

○平成19年度環境カウンセラーの募集

環境省は、環境カウンセラー登録制度実施規程に基づき、環境カウンセラーの募集を行います。
      「環境カウンセラー」とは、環境保全に関する豊富な知識と経験を持ち、環境保全活動に取り組もうとする市民や事業者に対してきめ細やかな助言(環境カウンセリング)を行うことのできる人材のことです。
申請受付期間:平成19年9月1日(土)から9月30日(日)中部地域での募集要項は、当事務所の窓口で配布します。
詳しくは、http://www.env.go.jp/press/8577.html

○「平成19年度わたしがつくったマイバッグ環境大臣賞」の募集

レジ袋等の無料配布される容器包装の排出削減を図るため、この度  「わたしがつくったマイバッグ環境大臣賞」を創設することになりました。
一般公募期間:平成19年7月23日(月)から9月7日(金)まで
詳しくは、http://www.env.go.jp/press/8586.html

○「種の保存法施行令の一部を改正する政令案」に対する意見募集

第14回ワシントン条約締約国会議における附属書改正の結果等を受け、種の保存法施行令の一部を改正する政令案を検討しています。
環境省では国民のみなさんの意見を行政に反映させるため、広く皆様から意見の募集(パブリックコメント)を行っています。
意見・情報締切日:平成19年8月11日(土)
詳しくは、http://www.env.go.jp/press/8575.html

3.コラム

◇「ap bank fes'07」に参加して

先日、静岡県のつま恋にて開催された「ap bank fes'07」に参加してきました。
ap bank(Mr.Childrenの小林武史、櫻井和寿さんらが中心に、"可能性ある新しい未来をつくろうとしている環境プロジェクトに融資を行う"という目的で設立)が主催している野外音楽エコイベントです。
ap bankは"エコ・レゾナンス"(「共鳴・共振」という意味で人が日常でふと思うエコ意識、言ってみれば「気持ちよく、よく生きる」という意識をどんどん共鳴・共振させて広げていこうという思いとか活動のことを指します)を提唱しており、当日会場にもエコレゾナンスのフードブース、リユースの回収ブース、パネル展示、ミニトーク、ワークショップなどがあり、フェスを楽しむ中で様々環境問題の現状や課題、課題解決行動などの情報を学習する場でもあります。
このフェスに全国から大勢の若い方々(主に)が集まります。この大勢の人々がどのようにフェスと関り、何を感じ、どのように生活と向き合っているのか。大衆へのアプローチのかけ方一つでそれは大きく関わってきます。多くの人たちが共鳴し、それぞれの意識がころっと変わる、それによって一般社会も変革する、そんなムーブメントを起こす一つの起爆剤として大きな意義を感じました。アーティストパワーは偉大です。地域でも同じく、多様なアプローチの中で連鎖していくエコ・レゾナンスと、ブームだけではない生活レベルに落としていく、この両輪の組み合わせがより多くの共振を生み出していくことだと感じます。
たまには野外でたっぷりの太陽の光を浴びて、気が向くまま、感性が感じるままにスピリットを楽しんで、自分と向き合ってみるのもいいものです。
ご一緒にいかがですか?            (EPO中部 鵜飼)

◆「EPO中部(中部環境パートナーシップオフィス)」は、中部地区の「持続可能な地域社会」を実現する市民・NGO/NPO、企業、行政などによる「環境パートナーシップ」の取り組みをサポートする支援拠点です。

EPO中部は、環境省中部地方環境事務所と特定非営利活動法人ボランタリーネイバーズが協働で運営しています。
EPO中部ホームページ:http://www.epo-chubu.jp/index.html

<編集後記>

 今月号のコラムは、EPO中部の鵜飼様に執筆していただきました。環境は、 みんなで考えて行かなければならないものと思っておりますので、皆様の環境行政に対する忌憚のない意見もよろしくお願いします。
 なるべく分かりやすいメルマガ編集に努めていますが、ん~まだまだですね。 引き続き、このメルマガを含めみなさんにお役立つ環境情報の発信に力を入れて 参りますので、皆様のご意見、ご感想もよろしくお願いします。(草)

【アクティブ・レンジャー日記】

  当事務所のホームページに掲載されている「アクティブ・レンジャー日記」  には、季節の情報や楽しい話題が満載です。是非ご覧下さい。
  アクティブ・レンジャー日記:https://chubu.env.go.jp/blog/

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