ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]

中部地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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2019年01月30日自然の猛威、パウダースノー吹雪の万座!

小林 直樹

今シーズンは暖冬で例年よりも雪が少なかったのですが、

1月29日は、前日夜からの雪と風が収まらず、猛烈な吹雪となりました。

【横殴りの雪】

標高1,800mの万座温泉までハイウェーを登るにつれ、雪と風はどんどん激しくなり、

時折突風が吹くと雪が舞い上がって目の前が真っ白になります。

この「ホワイトアウト」になると、視界がなくなってとても危険です。

風が吹く度に車を止めたり、ハザードランプを付けてゆっくり走行したり、

また凍り付いたワイパーの氷を取ったりしながら、何とか万座にたどり着きました。

我らが万座しぜん情報館も隣の公衆トイレも周囲はかなりの積雪です。

【万座しぜん情報館(冬でも開館しています)】

【公衆トイレ(真ん中が入口)】

午前9時時点での気温は、氷点下10度、積雪は160cm、風速は恐らく最大20m/秒位。

道路の除雪が間に合わず、ホテル従業員が途中で車を置いて歩いて出勤していたり、

坂を登れなくなったマイクロバスを、大型除雪車が牽引ロープで引っ張って救出していたり、

スキー場のリフトが一時運行中止となったりと、万座全体がバタバタでした。

【坂の途中で渋滞】

我々も車で進むことは危険だと判断し、途中の駐車場に車を置いて、

そこから歩いて目的の宿泊施設に向かいます。

歩いていても突風が吹くと目を開けていられません。まつげも凍り付きました。

【完全武装で吹雪の中を歩く】

2週間ほど前にスノーシューイベントで歩いた牛池周辺です。

池はおろか、池の畔にある東屋もほとんど雪に埋もれて見えません。

【雪に埋もれた東屋】

何とか用務を済ませ、無事に麓まで戻ることができましたが

万座の猛吹雪を身をもって体験しました。

天気が良ければ、青空と一面の銀世界の素晴らしい景色を見られ、

極上のパウダースノーでスキーやスノーボードを楽しめますが、

ひとたび猛威を振るうと手が付けられない状況になる。

これが自然だということを改めて実感しました。

除雪も大変な重労働です。

万座温泉関係者の皆様、本当にお疲れ様です。

スキー場のリフトは一時運行中止となっていました。

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