中部地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。
1件の記事があります。
ページ先頭へ↑
アクティブ・レンジャーとは、自然保護官の補佐役として、国立公園等のパトロール、調査、利用者指導、自然解説などの業務を担う環境省の職員です。管内には、上信越高原、妙高戸隠連山、中部山岳、白山、伊勢志摩国立公園があります。
このセンターは周囲の自然と調和するように建物の大部分に
木材が使用されています。センターの完成直後は木のいい香りが
館内を漂い、木部も美しい色彩でしたが、現在は経年劣化により
少々お疲れの様子です。
【経年劣化による退色した木部壁面】
特に太陽光と潮風が直接当たる建物西側壁面の
木部は痛みが激しいです
そこで現在、センターが完成した直後のような
美しい外観を取り戻すために壁面の塗装工事を
実施しています。外壁の塗装はセンター建設後初めてとなります。
【足場で囲まれたセンター】
現在のセンターの様子です。ご覧の通りセンターの
外周には足場が組まれており、塗料飛散防止のカーテンが
設置されています。工事現場のように見えますが、
センターは通常通り開館しておりますので頭上と足元に
注意してご来館下さい。
【頭上注意!】
現在、壁面の高圧洗浄が完了し、木本来の色が
顔を出している状況です。これから木部壁面の
塗装作業に入り、現在のカラーよりもやや暗い
ダークブラウン系で塗装される予定です。使用される塗料には
強い紫外線や雨、潮風に耐えうる成分が含まれており、
長期にわたって美しい景観を維持してくれることでしょう。
10月中旬頃には塗装作業は終了予定ですので、
リニューアルしたビジターセンターに是非足をお運び下さい。