中部地方のアイコン

中部地方環境事務所

任期付職員募集 中部地方環境事務所 環境対策課

1.採用機関及び採用予定人数

中部地方環境事務所環境対策課 1名

2.勤務地

中部地方環境事務所
愛知県名古屋市中区三の丸2-5-2

3.公募の内容

任期付職員法(一般職の任期付職員の採用及び給与の特例に関する法律(平成12年法律第12号))に基づく任期の定めのある環境省職員(係長級、行政職俸給表(一)が適用される常勤職員)として採用します。

4.職務の内容

 採用後は、環境省中部地方環境事務所環境対策課に配属となり、地域における地球温暖化による気象現象(大雨や渇水、暑熱など)によってもたらされる社会生活や健康影響への対策等の普及や検討といった気候変動適応に関する業務に従事します。なお、業務は本省地球環境局総務課気候変動適応室及び国立環境研究所気候変動適応センター等の支援を受けて行います。
 ※気候変動適応とは
 地球温暖化の対策には、その原因物質である温室効果ガス排出量を削減する「緩和」と、気候変化に対して自然生態系や社会・経済システムを調整することにより気候変動の悪影響を軽減する「適応」の二本柱があり、緩和を最大限実施しても避けられない影響に対して、その被害を軽減しよりよい生活をしていくことを適応としています。
 
具体的には、以下に関する業務に従事します。
・関係者間での検討を進める気候変動適応中部広域協議会の開催・運営
・地域における気候変動影響やその対策としての取組事例等の情報収集と整理
・他の地方支分部局、地方公共団体、地域の大学・研究機関、民間団体等との連携促進
・地域気候変動適応計画の策定等の地方公共団体における取組支援
・地域における適応策の普及啓発
・その他、必要に応じて環境対策課が所管する業務
上記に係る主な作業としては、業務実施に必要な請負契約事務及び請負事業者との調整、地域関係者等との電話・メール等の連絡調整、文書の作成・発送、会議・フォーラムに係る企画・運営指示や資料の作成等があります。

5.求める人材

以下の[1]~[5]を満たす者。
[1] 民間企業等における地球温暖化対策や各種環境分野での課題対応等に関する一定の知識や経験を有すること
 なお、以下の(a)又は(b)のいずれかの業務に4年以上従事した経験を有し、専門的知識を有すると判断できること
 (a)民間企業等での地球温暖化対策への対応に関する検討や普及や、水質管理、土壌・大気汚染等の環境規制への対応、環境マネジメントシステムの実施等の環境課題への対応等のいずれかに関する業務
   (b) 上記(a)に関する業務へのコンサルティングに関する業務
[2]一定以上の事務調整能力(文書作成能力及び関係者との調整能力)を有すること
[3]大学卒業後7年以上、短大卒業後10年以上又は高等学校・中等教育学校卒業後12年以上の職務経験を有すること
[4]パソコン(Microsoft Word、Excel)を用いて各種資料をスムーズに作成する能力を有すること
[5] 心身ともに健康で、採用予定期間中、継続して勤務が可能なこと
なお、普通自動車運転免許(AT限定可)を有することが望ましい。
 

6.採用期間

令和6年7月1日より令和9年3月31日まで(予定)

7.身分及び処遇

(1)国家公務員として採用され、国家公務員法(昭和22年法律第120号)に基づく、分限、懲戒、守秘義務等の服務規程の適用を受けます。
(2)給与等については、学歴、職歴等を勘案して、一般職の職員の給与に関する法律(昭和25年法律第95号)に基づき決定されます。
 当該給与の他、該当があれば諸手当(扶養手当、住居手当、通勤手当等)が支給されます。

8.応募資格

上記「5.求める人材」参照。
この他、以下に該当する者は応募できませんのでご了承ください。
1.日本国籍を有しない者
2.国家公務員法(昭和22年法律第120号)第38条の規定により国家公務員となることができない者
・禁固以上の刑に処せられ、その執行を終わるまでの者又はその刑の執行猶予の期間中の者その他その執行を受けることがなくなるまでの者
・一般職の国家公務員として懲戒免職の処分を受け、当該処分日から二年を経過しない者
・日本国憲法施行の日以降において、日本国憲法又はその下に成立した政府を暴力で破壊することを主張する政党その他団体を結成し、又はこれに加入した者
3.平成11年改正前の民法の規定による準禁治産の宣告を受けている者(心神耗弱を原因とするもの以外)

9.応募締切

令和6年5月7日(火)(必着)

10.選考方法

【第1次選考】
審査方法:書類選考
※ 第1次選考の結果は、応募者全員に通知します。
   
【第2次選考】
審査方法:面接による人物試験
※ 第2次選考の日時、場所等は第1次選考を通過した者に通知します。また、第2次選考の結果は、第2次選考受験者全員に通知します。
※ 第2次選考は原則、対面により面接を実施しますが、状況によってはwebによる面接を実施する可能性があります。web面接の場合、面接実施日時に先立ち事前の接続テストを実施します。利用するweb会議サービス等は以下のとおりです。
・使用するサービス: WebEX
・パソコンを使用する場合:OS Windows8以上 または MacOS X10.13以上
  面接にあたっては、パソコンとして標準的に備える機能のほか、カメラ、マイク等(音声入力)が必要です。
・一般的なスマートフォンを使用しても接続可能(アプリケーションのインストールが必要となります)。

11.応募書類

(1)小論文
「地域における気候変動影響への対応策とその課題」について、1600字程度で論述すること。
※気候変動影響に関しては以下のページを参照ください
https://adaptation-platform.nies.go.jp/climate_change_adapt/index.html
 
(2)履歴書(写真貼付)
※ 連絡用に携帯電話及びEメールアドレスも記載のこと。
 
(3)過去の業務経験一覧
※ これまでの職歴を主な担当業務の内容とともに、時系列で記述のこと。
  なお、特に「5.求める人材」[1 ]に関連する業務の場合、詳細に記述すること。

12.勤務時間及び休暇

(1)勤務時間
8時30分から17時15分まで又は9時15分から18時00分まで(昼休みはいずれも12時から13時まで)の7時間45分/日(週38.75時間)。
上記勤務は、必要に応じ残業があります。
 
(2)休暇
週休2日(土・日)、国民の祝日、年末・年始のほか年次休暇、特別休暇(結婚、忌引等)があります。

13.応募書類送付先及び問い合わせ先

応募書類の提出先及び問い合わせ先は、以下のとおりです。
 
〒460-0001
   愛知県名古屋市中区三の丸2-5-2
 環境省中部地方環境事務所総務課
  TEL:052-955-2130
  電子メール:REO-CHUBUSAIYOU@env.go.jp
  担当:南郷
 ※ 応募書類は郵送又は電子メールで受け付けます。封筒又は電子メールのタイトルに「任期付職員(環境省中部地方環境事務所環境対策課)応募書類在中」と朱書き(封筒のみ)してください。

14.備考

(1)採用内定者に選考された場合、健康診断を受診(自己負担、採用日の3ヶ月以内に任意の医療機関で実施)し、その結果を提出していただくことになります。
(2)採用内定者に選考された場合、最終学歴に係る卒業(修了)証明書及び過去に在籍した会社等への在籍証明書を提出していただくことになります。
(3)採用内定者に選考された場合、現在職に就いている方は、採用時に当該所属先から退職していただく必要があります。
(4)応募書類の返却は行いませんので、あらかじめご了承ください。