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中部地方環境事務所

「巡回フードドライブ in 三の丸」実施結果報告

2021年03月25日

「巡回フードドライブ in 三の丸」実施結果報告

「フードドライブ」とは、まだ食べられるにも関わらず、様々な理由により発生した未利用食品を、フードバンクを通じて食品の必要な方々に届ける活動のことです。

日本では平成29年度に約612万トンの食品ロスが発生し、そのうち家庭で発生する食品ロス(家庭系食品ロス)は約284トンと推計されており、これは国民1人当たりお茶碗1杯分もの食品を毎日捨てているのと同じ量に相当します。平成30年6月に閣議決定された「第四次循環型社会形成推進基本計画」において、2030年までに家庭系食品ロスを半減するべく、国、自治体、事業者等が協力して、食品ロスの削減に向けた国民運動を展開し、食品ロス削減に関する国民意識の向上を図ることとされています。

また、令和元年10月1日に「食品ロスの削減の推進に関する法律」が施行され、国、地方公共団体、事業者等が食品ロスの削減を目指して様々な取組みを行っています。フードドライブも、食品ロス削減の一つの方法とされています。

中部地方環境事務所では、名古屋市中区三の丸の官庁街に勤務する国の出先機関職員等を対象としたフードドライブを、環境省の出先機関として初めて実施しました。本活動等を通して、公務員(消費者)としての食品ロスに対する意識の更なる向上を図り、食品ロス削減を推進するとともに、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に貢献すべく、官庁街4か所にてフードドライブを実施しました。

おかげさまで、4か所の合計で、のべ50名のご参加をいただき、187点(約56kg)の食品をお持ちいただきました。皆様方の御協力に厚く御礼申し上げます。

集まった食品は、終了日当日、認定NPO法人セカンドハーベスト名古屋に引き渡しました。今後、同法人から食品を必要とする方々に届けられます。

中部地方環境事務所では、今回の実施結果を踏まえ、引き続き関係機関と協力し更なる食品ロス削減に取り組んでまいります。

・会場の様子

会場の様子

・セカンドハーベスト名古屋への持込み

セカンドハーベスト名古屋への持込み

【問合せ先】

中部地方環境事務所 資源循環課(担当:水谷)
TEL:052-955-2132(直通)