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【開催報告】「東山COP10折り紙ワークショップ」を開催しました!
2010.09.27 中部地方環境事務所
9月18日(土)に東山動植物園(名古屋市千種区)で、東山COP10折り紙ワークショップ「地球のいのち みんなで描こう×未来へ届けよう」が開催されました。
このワークショップは、COP10折り紙プロジェクト(運営:IUCN-J)と連携し、環境省中部地方環境事務所、中部環境パートナーシップオフィスと名古屋市《東山動植物園》の主催で実施されたものです。
この10月に生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)が開催されることから、多くの人達に生物多様性を知ってもらい、身近に感じて貰うことをねらいとして、東山動植物園で実施されたものです。
秋の行楽日和の中、多くの子どもたちが中心に参加してくれました。
秋晴れの天気の中、東山公園秋まつりの初日ということもあり、多くのご家族連れを中心とした来園者の方々が訪れていました。今年の東山公園秋まつりのテーマは「体感しよう生物多様性」ということで、その中の一つのイベントとして好きな生き物たちを折り紙にして、折り紙には10年後の未来に向けたメッセージを書いて貰いました。
そして、今回の企画では大きな台紙に折り紙をそれぞれ好きな場所に貼って貰い、東山公園オリジナルのマークを創りました。
創られたオリジナルマークは、国連生物多様性年でもある今年2010年中は展示をし、その後は10年後の未来に向けて、タイムカプセルで保管する予定です。詳細はCOP10の期間中に発表しますので、楽しみに待っていてください。


●折り紙を折ったら、10年後の未来に向けてのメッセージを(左)
●映像を見る方も、折り紙を一生懸命スタッフに教えて貰う方もいろいろです(右)
折り紙の合間には、この折り紙ワークショップの説明や地球生きもの委員会映像プロジェクトで作成された映像「地球生き物 いのちのつながり~生物多様性」や「里地里山」や東山動物園さんと椙山女学園大学との協働で作成された「東山動物園物語」などを流し、生物多様性・COP10についてや動物園の裏側やその機能について映像を見ながら学びました。
また、今回色んな折り紙をおるために、愛知県在住の折り紙作家の丹羽兌子さんに折り図を提供していただきました。もともとは幼稚園の先生をされ、子どもたちに教えるために色々と製作された折り図を、今回の企画のためコアラ・キリン・ゾウと言った東山でも人気の高い動物たちを中心に7種類提供していただきました。やっぱり、東山動物園の人気者コアラは、折り紙でも大人気でした。


●教えてくれた動物園ボランティアさんと一緒に。(左)
●できあがったら好きな所に貼ってゆきます。何処がいいかな。(右)
午前中から多くの人達に訪れて貰い、あっという間に台紙は折り紙でいっぱいに!小さな子どもたちから、お兄さん、お姉さん、お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん、外国からのお客さんといった多様な方々に参加していただき大盛況でした。
スタッフも中部地方環境事務所・東山公園の職員のほかに、東山動物園ボランティアの方や中部環境パートナーシップオフィス養成折り紙ボランティアの方にもご協力いただきました。事前にあまり練習する時間がありませんでしたが、すぐに皆さんマスターして参加者の方にレクチャーをしていただけました。ありがとうございました。
大人の方も、久しぶりの折り紙に悪戦苦闘している場面もありましたが、お話をしながら折り上げてゆくうちに、できあがった動物たちに感動!思いを込めたメッセージを頂くことが出来ました。


●あっという間に折り紙でいっぱいになりました。(左)
●動物会館にオリジナルマークは展示しています。見て下さい。(右)
みんなで創った東山COP10マークは、10月1日までは動物会館で、10月2日からは、北園休憩所にて展示をしています。ぜひ見に来てください。
また、COP10の開催中でもある10月23日(土)にもう一度東山公園で折り紙ワークショップを開催します。場所は動物会館レクチャーホール前のテントで実施します。是非遊びに来てください。