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【お知らせ】紙芝居「たんぼとトンボとなかまたち」を作成しました
2009.04.10 中部地方環境事務所
中部地方環境事務所では、人の自然に対する働きかけによる里地里山の生物多様性保全に果たす役割について、一般の方々に理解を深めてもらうことを目的とする紙芝居「たんぼとトンボとなかまたち」を作成し、希望者に貸し出すこととしました。
1.紙芝居作成の趣旨
平成22年(2010年)に愛知県名古屋市において開催される生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)を契機に、我が国は、日本の里地里山における生物多様性保全や持続可能な利用をモデルケースとして、世界に発信していくこととしています。
これを踏まえ、中部地方のため池管理や水田耕作等、人の自然に対する働きかけによる里地里山が生物多様性保全に果たす役割について、一般の方々にも広く理解を深めてもらうため、里地里山のトンボを主人公とした紙芝居を作成しました。
2.紙芝居の概要
(1)仕様
A3版変形、紙ケース入り
(2)構成枚数
12枚(上演時間10分程度)
(3)主な対象
小学生を対象としていますが、里地里山の保全活動、環境教育等に興味のある大人の方も十分に楽しめる内容となっています。
(4)内容
環境に配慮した耕作が行われている水田に生息するイシガメ、アカガエル、トノサマガエル等の動物と関わりあいながら、山の裾野のため池で生まれた2匹のトンボが成長する過程を描いたものです。専門知識のない方が読み手になった場合でも、人の自然に対する働きかけによる里地里山が生物多様性保全に果たす役割について、分かりやすく子供に伝えることができるよう、紙芝居の裏面に生物の解説や作成の意図等の解説を付しています。
(詳細は別添1参照)
3.紙芝居の利用方法
主に学校における環境教育、里地里山の保全活動、地域での環境教育活動等の中で使用してもらうために、貸出しを行います。利用希望の方は、別添2の申込要領に従って、お申し込みください。
4.その他
紙芝居表面の絵は、イラストレーター・絵本作家の山本暁子氏(平成17年金沢美術工芸大学卒業)が作成しました。
添付資料
別添1 紙芝居「たんぼとトンボとなかまたち」の詳細[PDF 1.39MB]
別添2 紙芝居利用申込方法[PDF 33.9KB]