上高地集団施設地区再整備基本構想（上高地未来構想）策定に向けた公開ヒアリングの開催について

　上高地（特に上高地集団施設地区）の将来のあり方を検討するため、下記のとおり有識者を招き「上高地集団施設地区再整備基本構想（上高地未来構想）策定に向けた公開ヒアリング」を開催しますので、お知らせします。

１.概要

　中部山岳国立公園の利用拠点である上高地では、平成26年７月に「上高地ビジョン2014」が策定され、上高地の目指す姿を関係者・関係機関で共有し、その実現に向けて相互に連携・協力しながら取組を推進してきました。
　また、中部山岳国立公園南部地域利用推進協議会で取り組んでいる「松本高山Big Bridge構想」等では、上高地のさらなる磨き上げが重要となっています。
　現状では、上高地の有する景観や歴史・文化、地形・地質の成り立ちといった価値や魅力を十分に活かし、伝えきれていない現状があり、野生動物対策（クマ・サル等）や梓川河床上昇に係る災害対策など、観光利用者へのリスク周知の具体化も含めた、総合的な取組方針の検討が必要となっています。
　上記を踏まえ、中部山岳国立公園管理事務所では「保護と利用の好循環」を実現するため、自然環境と調和した将来のあるべき上高地、とりわけ環境省所管地である上高地集団施設地区の目指す姿を「上高地未来構想（仮称）」として整理する予定です。
　この度、これまで検討してきた構想の概要を示すとともに、各界の有識者を招いて、各々の立場から上高地の将来像を語っていただくための公開ヒアリングを開催いたします。

※後日、中部山岳国立公園の公式facebookページ上で当イベントの録画記録を配信予定です。
　中部山岳国立公園facebook URL：https://www.facebook.com/chubusangaku/

２．開催日時（全２回）

第1回：令和４年12月16日（金）９:30～12:00
第2回：令和４年12月23日（金）９:30～12:00
　公開ヒアリングを除き、上高地未来構想の概要説明等の発表内容は同じものとなります。

３．開催場所

松本市中央公民館（Ｍウイング）【大会議室３-２】
　住所：〒390-0811 長野県松本市中央１-18-１電話：0263-32-1132
　Webサイト：https://www.city.matsumoto.nagano.jp/soshiki/101/4244.html

４．登壇者（予定）

第１回（12月16日）
進行：松本市長・中部山岳国立公園管理事務所長
　・中島慶二（江戸川大学国立公園研究所長）
　・鈴木みき（イラストレーター、山岳ライター）
　・若松伸彦（日本自然保護協会）
　・堀繁（東京大学名誉教授、まちの魅力づくり研究室）
　・環境省　上高地未来構想の概要説明
第２回（12月23日）
進行：松本市長・中部山岳国立公園管理事務所長
　・浅井功（株式会社帝国ホテル）
　・東英樹ほか（日本山岳会信濃支部）
　・佐藤泰那（『ランドネ』編集長、株式会社クッカ代表）
　・山田桂一郎（観光カリスマ）
　・環境省　上高地未来構想の概要説明

５．取材・傍聴について

　取材・傍聴をご希望の方は、氏名、ご所属、ご連絡先を明記の上、下記まで電子メールにてお申し込みください。お申し込みの際、全２回のどちら（もしくは両方）を取材・傍聴されるのかを明記いただければと存じます。会場の都合により、取材スペースを十分に確保できない可能性がありますこと、あらかじめご了承お願いいたします。

申込先：中部山岳国立公園管理事務所担当：目﨑
E-mail： NCO-MATSUMOTO@env.go.jp
申込受付期限（必着）：第１回：12月15日（木）12時
　　　　　　　　　　　第２回：12月22日（木）12時

※新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、申込多数の場合は予告なく受付を終了する場合があります。
※各団体からの申込は必要最小限の人数とし、当日の体温が37.5度以上の方や息苦しさ、強いだるさ、風邪のような症状がある方は参加を控えてください。また、マスクの着用や咳エチケットの実施、アルコール液による手の消毒など、会場での感染対策をお願いいたします。
※取材・撮影・傍聴等に関しては、会議進行の妨げとならないよう係員の指示に従ってください。
※録画映像への写り込みがあり得るため、あらかじめご承知おきください。

お問い合わせ先

中部山岳国立公園管理事務所：担当目﨑
（直通： 0263-94-2024）