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信越自然環境事務所

報道発表資料

2026年07月22日
  • 報道発表

種の保存法違反事件被疑者の検挙について (お知らせ)

  令和8年7月21日、「絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律(以下「種の保存法」という。)」の違反(捕獲等の禁止)で、被疑者1名が逮捕されたことについて、長野県松本警察署より公表されました。 (https://www.pref.nagano.lg.jp/police/news24/2607/21.html
 本件を受け、環境省では、関係機関と連携し乗鞍高原等におけるパトロール等の体制を強化するとともに、種の保存法に基づく規制等の周知・普及啓発を図るなど、引き続き、地域の関係者・機関と協力して、希少な野生動植物種を含む自然環境保の保全に努めてまいります。

1.本件の概要

 長野県松本警察署及び中部環境局信越自然環境事務所野生生物課は、中部山岳国立公園内乗鞍高原地域において、種の保存法に基づく国内希少野生動植物種の違法捕獲等の防止のため、合同パトロールを実施していたところです。
  今般、令和8年7月21日に、同地域において種の保存法に基づき国内希少野生動植物種に指定されているコヒョウモンモドキ1個体を捕獲した疑い(捕獲等の禁止違反)で、被疑者1名を逮捕したことが長野県警より公表されました。

2.国内希少野生動植物種の捕獲等にかかる規制の概要

 種の保存法において国内希少野生動植物種及び緊急指定種に指定されている種で、生きている個体については、種の保存のために捕獲、採取、殺傷又は損傷(以下、「捕獲等」という。)が原則として禁止されています(同法第9条:捕獲等の禁止)。
 本件検挙は上記違反に関するものとなります。

国内希少野生動植物種及び国際希少野生動植物種以外の野生動植物の種の保存を特に緊急に図る必要があると認めるときに指定されるもの。

3.今後の対応

 環境省では、引き続き、本件捜査に協力していくとともに、関係機関と連携しパトロール等の体制を強化し、引き続き希少種の保全に努めていくこととします。

(参考)「コヒョウモンモドキ」について

1. 分類等
 チョウ目タテハチョウ科
 学名:Melitaea ambigua niphona
 種の保存法 国内希少野生動植物種(令和5年1月11日指定)
 絶滅危惧IB類(環境省レッドリスト2020)
2. 分布
 関東地方北部及び中部地方
3. 生活環境
 採草地、農地、放牧地、伐採地、山地の沢沿いなどのススキ草原
4. 存続を脅かす要因
 土地開発やシカによる食草の食害等による生息地及び食草の減少
 
コヒョウモンモドキ

お問い合わせ先

環境省信越自然環境事務所 野生生物課
(直通:026-231-6573)
企画官:丸之内 美恵子
係員:大内 惣史(担当)