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信越自然環境事務所

報道発表資料

2026年06月15日
  • 報道発表

中部山岳国立公園における登山者安全対策(横尾ゲートの開設等)について

 中部山岳国立公園における登山者の安全確保および適正利用の推進を図るため、環境省・長野県山岳遭難防止対策協会等が連携し、「北アルプストレイルプログラム」の一環として、横尾登山口などにおいて登山者を対象とした安全対策(登山ゲート)の取組を実施します。
 本年度、環境省では、長野県山岳遭難防止対策協会による夏山期の取組に続き、秋山期に横尾登山ゲートを開設し、継続的な啓発および効果検証を行います。
<長野県山岳遭難防止対策協会、環境省中部山岳国立公園管理事務所 同時発表>

1 背景

 近年、北アルプス地域においては登山者の増加に伴い、登山計画や装備の不備、体力・技術不足等を要因とする山岳遭難が増加しています。このため、登山口において出発前に準備状況や登山ルールの理解状況を確認し、安全意識の向上と適切な行動の促進を図る取組が求められています。

2 実施概要

 本取組では、環境省と長野県山岳遭難防止対策協会が連携し、中部山岳国立公園の登山口2か所に登山ゲートを設置し、登山者を対象とした出発前の準備状況や登山ルールの理解状況の確認を行います。うち横尾登山口においては長野県山岳遭難防止対策協会が夏山期に、環境省が秋山期に期間を分けて登山ゲートを設置し、段階的な安全対策の検証を行います。
(1) 長野県山岳遭難防止対策協会による実施(夏山期)
 ・期間:令和8年7月18日(土)~8月11日(火・祝)
 ・場所:横尾登山口、栂池自然園登山口
 詳細については「長野県ホームページ」をご覧ください。
(2) 環境省による実施(秋山期)
 ・期間:令和8年9月5日(土)~10月25日(日)
 ・場所:横尾登山口
 詳細については「北アルプストレイルプログラム」Webサイトをご覧ください。

3 本取組の位置づけと今後の展開

 本取組は、北アルプストレイルプログラムの一環で、昨年度から環境省が実施する、登山者の安全確保と適正利用の推進に向けた新たな取組です。
 本年度は、長野県山岳遭難防止対策協会と連携し、同一の登山口において夏季から秋季にかけて継続的に実施することで、登山者への啓発効果や行動変容への影響について検証を行います。
また、単なるチェックにとどまらず、登山に必要な準備やルールの背景・必要性を伝えることを重視した運用とすることで、安全意識の向上を図ります。
 今後は、本取組の結果を踏まえ、登山ゲートの有効性や運用方法について評価を行い、中部山岳国立公園における安全対策の一層の充実に向けた検討を進めます。

お問い合わせ先

中部山岳国立公園管理事務所
 (直通:0263-94-2024)
 所長:野川 裕史
上高地管理官事務所
 (直通:0263-95-2032)
 国立公園管理官:島 充明