報道発表資料
2025年10月07日
- 報道発表
伏木富山港(新湊地区)国際物流ターミナルにおけるヒアリ防除の終了について(令和7年7月15日の続報)
<富山県、射水市同時発表>
令和7年7月15日付け報道発表のとおり、伏木富山港で要緊急対処特定外来生物のヒアリ(Solenopsis invicta)が確認されたことを受けて、環境省では、「ヒアリの防除に関する基本的考え方」に基づき、富山県、射水市及び関係事業者の協力の下、これまで確認地点における追加調査及び防除を実施してきました。
調査及び防除の結果、8月28日(木)の調査からはヒアリの生存個体は確認されなくなり、その後1ヶ月以上生存個体が確認されない状況が継続したため、上記基本的考え方に基づき、確認地点における防除を終了しますのでお知らせします。
来年度以降、確認地点及びその周辺においては、ヒアリ類の生息状況調査を実施します。引き続き、富山県や射水市等との緊密な情報共有・提供による周知と情報発信に努めてまいります。
令和7年7月15日付け報道発表のとおり、伏木富山港で要緊急対処特定外来生物のヒアリ(Solenopsis invicta)が確認されたことを受けて、環境省では、「ヒアリの防除に関する基本的考え方」に基づき、富山県、射水市及び関係事業者の協力の下、これまで確認地点における追加調査及び防除を実施してきました。
調査及び防除の結果、8月28日(木)の調査からはヒアリの生存個体は確認されなくなり、その後1ヶ月以上生存個体が確認されない状況が継続したため、上記基本的考え方に基づき、確認地点における防除を終了しますのでお知らせします。
来年度以降、確認地点及びその周辺においては、ヒアリ類の生息状況調査を実施します。引き続き、富山県や射水市等との緊密な情報共有・提供による周知と情報発信に努めてまいります。
- 7/11(金)
- 環境省が実施する全国港湾調査の伏木富山港(新湊地区)国際物流ターミナルでの調査において、調査事業者がコンテナヤード上でヒアリと疑わしいアリ1,000個体以上を確認。確認場所周辺に殺虫餌(ベイト剤)を設置。環境省が専門家に同定を依頼。
- 7/14(月)
- 環境省から依頼を受けた専門家が、当該アリについてヒアリであることを確認。
- 7/18(金)
- ヒアリ確認場所及びその周辺で分布調査及び防除対策を実施。7/11の調査と同様、コンテナヤード上でヒアリを確認。行動範囲の確認はされなかった。
- 7/28(月)
- 7/18と同様の作業を実施。7/11の確認範囲内の3カ所で合計15個体が確認された。それ以外の範囲では、ヒアリは確認されなかった。
- 8/8(金)
- 7/18と同様の作業を実施。7/11の確認範囲内の3カ所で合計15個体が確認された。それ以外の範囲では、ヒアリは確認されなかった。
- 8/18(月)
- 7/18と同様の作業を実施。7/11の確認範囲内の3カ所で合計10個体が確認された。それ以外の範囲では、ヒアリは確認されなかった。
- 8/28(木)、9/8(月)、9/22(月)、10/3(金)
- 7/18と同様の作業を実施。7/11の確認範囲内・外ともに、ヒアリは確認されなかった。
- 10/7(火)
- 7/11の全国港湾調査と同様の調査を、ヒアリ確認範囲を含む港湾区域内及び港湾区域外で実施。ヒアリは確認されなかった。
(参考)要緊急対処特定外来生物とは
外来生物法第2条第3項に基づき、「特定外来生物のうち、まん延した場合には著しく重大な生態系等に係る被害が生じ、国民生活の安定に著しい支障を及ぼすおそれがあるため、当該特定外来生物又はその疑いのある生物を発見した場合において検査、防除その他当該特定外来生物の拡散を防止するための措置を緊急に行う必要があるもの」として政令で指定するもの。
疑わしいアリの発見時の対応について
疑わしいアリを発見された方は、以下に留意するようお願いします。
事業者の皆様へのお願い
コンテナ等の開封時等にヒアリやアカカミアリを含むヒアリ類と疑わしいアリを発見した場合、まずは刺激を避けつつ、コンテナ等のどの箇所にどの程度の生きたアリがいるか等の状況を確認してください。
https://www.env.go.jp/nature/intro/2outline/attention/file/hiariboujo.pdf
また、対象事業者がとるべき措置について定めた「ヒアリ類に係る対処指針」に関する情報は以下ウェブサイトの「■ヒアリ類(要緊急対処特定外来生物)に係る対処指針について」を参照してください。
https://www.env.go.jp/nature/intro/2outline/attention/04_business/index.html
- アリが少数しかおらず、密閉されたコンテナや積荷内等で逃げ出すおそれのない場合は、市販のスプレー式殺虫剤等でその場で駆除してください。その上で、環境省地方環境事務所等に速やかに連絡し、取扱いについて相談してください。
- 多数の生きたアリの集団がいる(と予想される)場合は、コンテナ等の扉を閉めて、逃げ出さないよう静置してください。その上で、環境省地方環境事務所等に速やかに連絡し、取扱いについて相談してください。コンテナ等の外で確認された場合についても同様に連絡をお願いします。可能であれば、強粘着の布ガムテープ等でコンテナの目張りをするなど、アリが逃げ出さないように対応してください。
https://www.env.go.jp/nature/intro/2outline/attention/file/hiariboujo.pdf
また、対象事業者がとるべき措置について定めた「ヒアリ類に係る対処指針」に関する情報は以下ウェブサイトの「■ヒアリ類(要緊急対処特定外来生物)に係る対処指針について」を参照してください。
https://www.env.go.jp/nature/intro/2outline/attention/04_business/index.html
一般の皆様へのお願い
ヒアリの詳しい特徴や注意事項、見つけたときや刺されてしまった場合の対処方法などについては下記を参照してください。
「要緊急対処特定外来生物ヒアリに関する情報」
https://www.env.go.jp/nature/intro/2outline/attention/hiari.html
ヒアリやアカカミアリを含むヒアリ類と疑わしいアリを発見した場合や、ヒアリの特徴等の一般的な問合せ、健康被害の問合せ等については、「ヒアリ相談ダイヤル」を御利用ください。
「アリーのヒアリ相談チャットボット」 https://www.env.go.jp/nature/intro/2outline/attention/05_contact/index.html


「要緊急対処特定外来生物ヒアリに関する情報」
https://www.env.go.jp/nature/intro/2outline/attention/hiari.html
ヒアリやアカカミアリを含むヒアリ類と疑わしいアリを発見した場合や、ヒアリの特徴等の一般的な問合せ、健康被害の問合せ等については、「ヒアリ相談ダイヤル」を御利用ください。
- 受付日:土日祝を含む毎日(12/29~1/3は除く)
- 受付日時:午前9時から午後5時
- ヒアリ相談ダイヤル 0570-046-110(IP電話の場合 06-7634-7300)
「アリーのヒアリ相談チャットボット」 https://www.env.go.jp/nature/intro/2outline/attention/05_contact/index.html


お問い合わせ先
環境省信越自然環境事務所 野生生物課
(直通:026-231-6573)
企画官:丸之内 美恵子
係員:大内 惣史
(直通:026-231-6573)
企画官:丸之内 美恵子
係員:大内 惣史