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信越自然環境事務所

報道発表資料

2025年11月04日
  • 報道発表
  • 開催案内

(開催案内)妙高戸隠連山国立公園誕生10周年記念式典・シンポジウム ~日本一愛される妙高戸隠連山国立公園へ~

 妙高戸隠連山国立公園は令和7年3月27日に誕生10周年を迎えたことから、「誕生10周年記念式典・シンポジウム~日本一愛される妙高戸隠連山国立公園へ~」を開催します。
 当国立公園は、火山と非火山が狭い範囲に混在することでできた多様な地形地質を基盤とし、多様な自然、文化がはぐくまれています。当式典・シンポジウムでは、特に地域住民へ当国立公園の魅力を広く知っていただくとともに、様々な活動を行っている関係者間で情報共有を行い、今後の当国立公園の保護や利活用のさらなる発展を目指します。そこで当日は、当国立公園に関係する博物館職員やガイドなど地域の専門家による座談会を開催し当国立公園の魅力を深堀りするとともに、関係団体の活動報告をパネル展示方式で行います。

1.目的

①当国立公園の魅力を、地域住民をはじめとする多くの方に周知する。
②協働型管理運営の発展に向け、関係者間の情報共有・協力を促進する。

2.主催

妙高戸隠連山国立公園連絡協議会、環境省信越自然環境事務所

3.開催日時

令和7年11月24日(月・祝) 10時~12時(開場9時)

4.場所

長野市若里市民文化ホール ホール(約600人収容)、ホワイエ(ホール出入口前広場)
入場無料
(長野市若里3-22-2 026-223-2223 駐車場約200台無料)

5.内容

【第一部:式典】
 ○主催者挨拶    環境省自然環境局審議官
 ○式 辞      長野県
 ○挨 拶      新潟県
 ○来賓挨拶(祝辞)
 ○来賓紹介
 
【第二部:シンポジウム】
 ○妙高戸隠連山国立公園の10年のあゆみ
 
 ○座談会
 「“名物館長”勢ぞろい!この日だけのスペシャルトーク~妙高戸隠連山国立公園の魅力を探る~」
      糸魚川フォッサマグナミュージアム 館長  竹之内 耕 氏
      妙高高原ビジターセンター 館長      松井 茂 氏
      野尻湖ナウマンゾウ博物館 館長      近藤 洋一 氏
      戸隠地質化石博物館 研究員        田辺 智隆 氏
      登山ガイド                菅野 由紀子 氏
      環境省自然保護官             秋本 紘子
 
 ○6人の市町村長からのメッセージ
 「10年を振り返り、そして、日本一愛される妙高戸隠連山国立公園に向けて」
   糸魚川市長 妙高市長 長野市長 小谷村長 信濃町長 飯綱町長 
 
 ○閉会挨拶   環境省信越自然環境事務所長(妙高戸隠連山国立公園連絡協議会長)

6.当国立公園内の関係団体による活動展示発表

 会場のホワイエにて、妙高戸隠連山国立公園の自然環境や景観の保全・整備活動、また、利用促進等に取組む団体が活動を紹介するパネル展示「国立公園をはぐくむ地域の“チカラ”」を行います。
また、シンポジウム終了後の1時間程度、出展者によるパネル解説の時間を設けますので、どなたでも解説を聞いたり、出展者と交流することができます。これにより、シンポジウム来場者や活動団体同士の交流を図り、さらなる協働型管理運営の発展を目指します。
・パネル展示:9時~13時
・出展団体による解説:シンポジウム終了後~13時

7.開催チラシ

(完成次第、妙高戸隠連山国立公園連絡協議会HPに掲載)

8.当日の取材について

・報道席や注意事項などをご案内しますので、報道関係者の方は当日受付にお申し出ください。
また、受付で名刺を頂戴いたします。
・報道と分かる腕章を着用の上、取材をお願いいたします。
・取材、撮影、傍聴等に関しては、進行の妨げとならないよう係員の指示に従ってください。
・ぶら下がり取材をご希望の方は、氏名、ご所属、ご連絡先を明記の上、下記まで電子メール
にてお申し込みください。
 
申込先:環境省信越自然環境事務所 国立公園課 担当:中山 朗
E-mail:NCO-NAGANO@env.go.jp TEL: 026-231-6572

・申込受付期限は11月14日(金)17時(必着)といたします。
・当日、プログラム終了後、12時~12時15分までぶら下がり取材の時間を設けます。

9.問合せ先

環境省信越自然環境事務所 国立公園課 026-231-6572 (担当:中山 朗)
   妙高高原自然保護官事務所    0255-86-2441 (担当:秋本 周)
   戸隠自然保護官事務所      026-254-3060 (担当:秋本 紘子)

【参考】

■妙高戸隠連山国立公園について
 新潟県と長野県の6市町村にまたがる妙高戸隠連山国立公園は、平成27年3月27日に上信越高原国立公園から分離独立した国立公園で、令和7年3月27日に誕生10周年を迎えました。
当国立公園のテーマは「火山・非火山の結集地~大地の営みとそれに寄り添う人々の暮らし・信仰が紡ぐ風景~」であり、面積は小さいながらも個性的な山容の山々が密集し、山麓に点在する高原や、野尻湖などの湖沼が一帯となった独特の景観が大きな魅力の国立公園です。また、誕生当初から協働型管理運営に力を入れており、「妙高戸隠連山国立公園連絡協議会」を設立し、「温故知新、そして、日本一愛される国立公園へ」を基本理念として、地域関係者が協働して様々な取組みを実施してきています。

■分離独立の経緯
 
昭和24年に、志賀高原地域、谷川・苗場地域、草津・万座・浅間地域が上信越高原国立公園として指定され、その後昭和31年に、妙高・戸隠地域が追加されました。しかし、上記のとおり妙高・戸隠地域のみで傑出した景観を有することから、平成27年3月27日に32番目の国立公園として、上信越高原国立公園から分離独立する形で新たに誕生しました。

■10周年記念企画について
 10周年を記念し、当国立公園の自然・文化などの「物語」をまとめたストーリー集の作成や、謎解き冊子の作成、巡回企画展示、教育機関での出前授業、イベント・ツアーチラシや記念シールの作成など、様々な企画を実施しています。詳しくは下記をご覧ください。
10周年特設ページhttps://myoko-togakushi.jp/10th-anniversary/

お問い合わせ先

信越自然環境事務所
 所長:松本 英昭

信越自然環境事務所 国立公園課
(直通:026-231-6572)
 担当:中山 朗