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信越自然環境事務所

報道発表資料

2024年09月24日
  • 報道発表
  • 結果報告

令和6年度中央アルプスにおける野生復帰事業のためケージ保護していたライチョウの放鳥について

 9月17日にプレスリリースを行ったとおり(令和6年度中央アルプスにおけるライチョウの野生復帰事業の実施結果について)、9月23日に中央アルプス頂上山荘付近のケージにて保護していたライチョウ計7個体(雄2個体、雌5個体)を放鳥した。
 ライチョウ7個体は、無事にケージ外に放鳥され、放鳥直後は近辺で採餌するなどの様子がみられた。
 放鳥したライチョウのモニタリングは、10月下旬まで実施予定。

1.これまでの経緯

経緯については9月17日プレスリリースを参照してください。
<9月17日報道発表資料>

2.放鳥結果

9月23日
9:30
頂上山荘付近で保護していた那須どうぶつ王国から移送した2個体(雄1個体、雌1個体)を放鳥しました。
10:00
頂上山荘付近で保護していた市立大町山岳博物館から移送した5個体(雄1個体、雌4個体)を放鳥しました。
10:15
ケージから外に出した後しばらくの間ライチョウの行動を観察し、問題の無いことを確認して放鳥作業を終了しました。

3.今後の予定

 放鳥後の個体のモニタリングについては、今年度は10月下旬まで実施する予定です。その他、今年生まれの雛への標識装着についても10月下旬まで継続します。今回野生復帰した個体については次年度の春以降も生存状況を確認する予定です。

お問い合わせ先

環境省信越自然環境事務所 野生生物課 小林
TEL:026-231-6573