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信越自然環境事務所

報道発表資料

2024年05月01日
  • 結果報告

​中部山岳国立公園南部地域における利用の高付加価値化に向けた事業者対話(サウンディング調査)の結果について

 環境省では、中部山岳国立公園南部地域における宿舎事業を中心とした利用の高付加価値化に向けた基本構想の策定に先立ち、滞在体験の魅力向上につながるアイデアやご提案を広くいただくことを目的に、民間事業者の皆様との対話(サウンディング)を実施しましたので、その結果を公表します。

1 趣旨

 環境省では、インバウンド需要が急速に回復する中、国立公園の美しい自然の中での感動体験を柱とした滞在型・高付加価値観光を推進することとし、「宿舎事業を中心とした国立公園利用拠点の面的魅力向上検討会」において、国立公園の利用の高付加価値化の方向性と、国立公園ならではの感動体験を提供する宿泊施設を中心とした利用拠点の面的な魅力向上に取り組む先端モデル事業の進め方を検討し、令和5年6月にその結果を「宿舎事業を中心とした国立公園利用拠点の面的魅力向上に向けた取組方針」(以下、取組方針)として公表しました。
 本取組方針に基づき、令和5年8月に、有識者等を含む専門委員会(非公開)の意見も踏まえつつ、環境省として政策的な観点から、「国立公園における滞在体験の魅力向上のための先端モデル事業」(以下、モデル事業)の対象として、中部山岳国立公園南部地域をはじめ、全国の国立公園の中から4つの地域を選定しました。
 中部山岳国立公園南部地域では、モデル事業の選定を受けて、当該公園の利用の高付加価値化に向けた基本構想(以下、基本構想)の検討に着手しています。
 本調査は、基本構想の策定に先立ち、当該公園の宿舎事業を中心とした利用の高付加価値化に向けて、滞在体験の魅力向上につながるアイデアやご提案を広くいただくことを目的として、民間事業者の皆様との対話を実施しましたので、その結果を公表します。

2 サウンディングの概要

(1)スケジュール

公示(実施要領の公表):令和6年1月29日(月)
サウンディング申込期間:令和6年1月29日(月)~2月9日(金)
サウンディングの実施 :令和6年2月20日(火)~22日(木)、27日(火)、3月1日(金)

(2)参加事業者(グループ)数

宿泊事業者 :6者
宿泊事業者以外:6者
合計:12者

4 その他

 中部山岳国立公園南部地域においては、今回の事業者対話の結果も踏まえながら、引き続き利用の高付加価値化に向けた基本構想の検討を進めていきます。

お問い合わせ先

中部山岳国立公園南部地域利用推進協議会事務局
中部山岳国立公園管理事務所
(直通 : 0263-94-2024)
所長:野川 裕史
国立公園管理官:上沼 優