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信越自然環境事務所

報道発表資料

2024年03月12日
  • 報道発表

中部山岳国立公園南部地域利用推進プログラム2025 中間見直し版の策定について

 「中部山岳国立公園南部地域利用推進協議会」では、令和3年3月に本地域での国立公園満喫プロジェクトに携わる全ての人にとっての、2021年度(令和3年度)から2025年度(令和7年度)までの5年間の取組の指針であり具体的な行動計画となる「中部山岳国立公園南部地域利用推進プログラム2025」を策定しました。
 令和5年度はプログラムの中間年度であることから、数値目標や重点取組項目の見直しを行い、進捗状況等を踏まえた中間見直し版を作成しましたので、お知らせします。

1 経緯・背景

 中部山岳国立公園は、南部地域(長野県松本市・岐阜県高山市)を対象に、「国立公園満喫プロジェクト」を先行的・集中的に実施する8公園に準じて推進する3公園として選定されました。これを受けて、本地域の関係行政機関や地域関係者等で構成される「中部山岳国立公園南部地域利用推進協議会」が2017年(平成29年)10月に設立されました。
 同協議会において、「中部山岳国立公園南部地域利用推進プログラム2020」を2018年(平成30年)4月に、2021年(令和3年)3月には新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大や国立公園の持続可能性が問われる社会情勢等を受け、本地域独自の価値や魅力、持続可能性をさらに磨き上げるとともに、広範な関係者による循環共生型社会の実現を目指した「中部山岳国立公園南部地域利用推進プログラム2025」を策定しました。
 以降、プログラム2025に基づき多角的な取組が協議会構成員の主体により行われてきた中で、2023年(令和5年)度はプログラム2025の中間年度であることから、進捗状況等を踏まえ数値目標や重点取組項目の見直しを行いました。

2 中部山岳国立公園南部地域利用推進プログラム2025 中間見直し内容について

① 数値目標に対する達成率を記載
 ※物価上昇等を加味し、1人あたりの消費額を上方修正
  プログラム2025策定時目標値  日本人:50,000円 外国人:88,000円
  中間見直し後の目標値  日本人:53,250円 外国人:93,720円
② 各プロジェクトの中間年における取組状況と課題の記述
③ 国、県、関係自治体における関連政策を最新のものに更新
④ 各エリア取組における実施状況や目標達成状況を記述

添付資料①:中部山岳国立公園南部地域利用推進プログラム2025中間見直し版
添付資料②:【概要】中間見直し版での変更点
添付資料③:【一覧表】変更内容
中間見直し版の変更内容につきましては、上記添付資料を参照下さい。

※参考 中部山岳国立公園南部地域利用推進プログラム2025の概要

<対象地域>
 中部山岳国立公園南部地域(長野県松本市・岐阜県高山市)
<実施期間>
 2021年度(令和3年度)~2025年(令和7年度)
<推進主体>
 中部山岳国立公園南部地域利用推進協議会
 構成員:国、県、関係自治体、民間団体など計39団体(添付資料参照)
 事務局:環境省中部山岳国立公園管理事務所、長野県、岐阜県、松本市、高山市
<数値目標>
 ① 利用の質
  ・1人あたり消費額 訪日利用者:約30%増 国内利用者:約20%増
  ・宿泊日数 訪日利用者:4.5泊 国内利用者:3.3泊
   (いずれも2018年度実績より1泊増)
  ・国立公園であることの認知度 80%以上
 ② 利用者の数
  ・閑散期の底上げによる利用平準化を前提とし、総利用者数 10%増
  ・訪日外国人利用者数 46万人(2019時点/独自推計の実績値)の早期回復
<ビジョン>
 松本高山Big Bridge構想の実現

お問い合わせ先

中部山岳国立公園管理事務所
中部山岳国立公園南部地域利用推進協議会事務局
(直通:0263-94-2024)
所長:野川 裕史
国立公園利用企画官:笠井 大介
国立公園管理官:上沼 優

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