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信越自然環境事務所

報道発表資料

2023年08月02日
  • その他

北アルプストレイルプログラム 登山道協力金協力証“TRAIL SUPPORTER”の配布開始について

 北アルプストレイルプログラムの新たな取組として、北アルプス登山道等維持連絡協議会で「登山道協力金協力証“TRAIL SUPPORTER”」を制作し、山小屋窓口で配布を開始しましたのでお知らせいたします。

1. これまでの経緯

 中部山岳国立公園における登山利用は重要な要素の一つであり、山岳利用環境の整備・維持管理は北アルプスの自然環境の保全と登山利用を両立するために欠かせないものですが、近年の自然環境や社会情勢の変化によって、登山道をはじめ山岳利用環境の整備・維持管理が困難になっています。
 この状況を受けて、環境省では「持続的な登山道維持の実現」を図るため、北アルプス南部地域(槍穂高連峰・常念山脈エリア(長野県側))を先行地域として、北アルプス登山道等維持連絡協議会と連携して、令和3年度より「北アルプストレイルプログラム(利用者が登山道維持に参画できる仕組みづくり)」の検討、実証に取り組んできました。

2. 登山道協力金協力証について

 北アルプストレイルプログラムの新たな取組として、2023年の夏山シーズンから本プログラムに協力いただいた証に「登山道協力金協力証“TRAIL SUPPORTER”」の配布を開始しました。
 協力証のイラストは、松本市在住のイラストレーター 真田 緑さんによるデザインで今年は「槍ヶ岳」の景色になります。(イラストは北アルプスの槍穂高連峰、常念山脈エリアの山岳風景に毎年変更する予定)
 本プログラムにご理解、ご協力いただいた皆さん一人ひとりが登山道を守る「トレイルサポーター」になります。一緒に登山道を未来に繋げていきましょう。
 取り組みの輪を拡げるため、下記SNSの投稿を広めることにご協力お願いします。

<中部山岳国立公園公式インスタグラム>
 ・北アルプストレイルプログラムについて
  https://www.instagram.com/p/CuRsWPhPTXH/
 ・協力証について
  https://www.instagram.com/p/Cu9fnZ_BrLe/?img_index=1
<中部山岳国立公園公式facebook>
 ・北アルプストレイルプログラムについて
  https://www.facebook.com/watch/?v=170609836004925
 ・協力証について   

 

■配布期間(R5年度)
 2023年7月15日から10月9日まで(予定)※配布期間は変わる場合があります

■配布場所
 北アルプストレイルプログラムに取り組む槍穂高連峰・常念山脈エリアの山小屋(窓口にて)

■受け取り方法
 協力金500円以上をご協力いただいた方お一人につき1枚お渡し
 現金払い:山小屋に置いている募金箱に協力金を入れて窓口で受け取り
カード払い・口座振込み:お支払い頂いたことが分かるもの(支払い画面、振込書の写し)を窓口で提示して受け取り

北アルプストレイルプログラムHP(協力証)も併せてご覧ください。
https://nationalpark-japanesealpstrail.jp/certificate/

●取組主体:北アルプス登山道等維持連絡協議会●

3. 参考資料

■北アルプストレイルプログラムHP(北アルプス登山道等維持連絡協議会)
 https://nationalpark-japanesealpstrail.jp/
■北アルプストレイルプログラム_概要ショート版 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=WCegLpMIeGU
■北アルプストレイルプログラム_概要ロング版 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=VFshJE9Zgrk

お問い合わせ先

環境省 中部山岳国立公園管理事務所
 国立公園管理官:松野 壮太
 (直通 : 0263-95-2032)