平成27年度白山国立公園中部白山地域整備計画策定及び市ノ瀬集団施設地区園地等測量設計業務
簡易公募型競争入札方式(総合評価落札方式(標準型))に係る手続開始の公示
次のとおり指名競争入札参加者の選定の手続を開始します。
平成27年7月10日
支出負担行為担当官
中部地方環境事務所 総務課長 田中 雅国
1.業務概要
(1)業 務 名
平成27年度白山国立公園中部白山地域整備計画策定及び市ノ瀬集団施設地区園地等測量設計業務
(2)業務内容
中部白山地域整備計画について
中部地方環境事務所では、平成22年度に白山国立公園中部白山管理計画区についての中長期的な地域整備計画を策定し、登山道等の施設整備事業を実施してきたところである。
策定から5年が経過し一定の整備が完了したことや、平成27年度から地方自治体が国立公園等内の施設整備に活用できる自然環境整備交付金事業が導入されたなど社会情勢が変化したことから、地域整備計画の見直しを行う必要がある。
本業務では、白山国立公園中部白山管理計画区における質の高い公園利用の提供、外来植物対策、生態系の保全等を推進するため、費用対効果の検証、増大する維持管理費の将来推計と適切な抑制の検討を行った上で、自然環境や利用状況等の特性に基づいた、環境省直轄事業による今後5~10年間程度の中長期的な中部白山地域整備計画(以下、「地域整備計画」という)を策定するものである。
市ノ瀬集団施設地区園地等測量設計業務(市ノ瀬地区再整備)について
中部白山管理計画区の主要な利用拠点である市ノ瀬集団施設地区内の園地と登山センターについては、平成26年度に「白山国立公園市ノ瀬集団施設地区再整備基本設計」を策定したが、現案では、事業費が高額となり、計画区全体の費用対効果が低い状況である。このため、本業務では、同基本設計の設計VEを行い、整備内容と管理運営体制の合意形成を行うものである。なお、歩道・園地については、滞りなく事業を展開できるよう、必要な測量業務および実施設計まで行うものである。
(3)履行期間 契約締結の翌日~平成28年2月28日
2.指名されるために必要な要件
(1)入札参加者に要求される資格
① 予算決算及び会計令(以下「予決令」という。)第98条において準用する予決令第70条及び第71条の規定に該当しない者であること。
② 環境省の建設コンサルタント業務等に係る平成26・27年一般競争入札参加資格の「自然環境共生関係コンサルタント」の認定を受けていること。
③ 中部地方環境事務所から自然環境共生関係コンサルタント業務に関し、指名停止を受けている期間中でないこと。
④ 入札に参加しようとする者の間に資本関係又は人的関係がないこと。(資本関係又は人的関係がある者すべてが共同企業体の代表者以外の構成員である場合を除く。)
⑤ 入札説明書の交付を受けた者であること。
(2)入札参加者を選定するための基準
「指名競争参加業者の指名基準の運用について(平成19年6月29日付け環境会発第070629006号)」の基準による。なお、同基準中の技術的適性については、同種又は類似業務の実績並びに配置予定の技術者の資格、業務の経験及び手持ち業務等を勘案するものとする。
3.総合評価に関する事項
(1)落札者の決定方法
入札参加者は、価格及び技術資料をもって入札をし、次の各要件に該当するもののうち下記(2)総合評価の方法によって得られた数値(以下「評価値」という。)の最も高い者を落札者とする。ただし、落札者となるべき者の入札価格によっては、その者により当該契約の内容に適合した履行がなされないおそれがあると認められるとき、又はその者と契約を締結することが公正な取引の秩序を乱すこととなるおそれがあって著しく不適当であると認められるときは、予定価格の制限の範囲内の価格をもって入札した他の者のうち評価値の最も高い者を落札者とすることがある。
① 入札価格が予決令第79条の規定に基づいて作成された予定価格の制限の範囲内であること。なお、予定価格は特記仕様書に基づき算出するものとする。
② 上記において、評価値の最も高い者が2人以上あるときは、該当者にくじを引かせて落札者を決める。
(2)総合評価の方法
① 評価値の算出方法
評価値の算出方法は、以下のとおりとする。
評価値=価格評価点+技術評価点
② 価格評価点の算出方法
価格評価点の算出方法は、以下のとおりとする。
価格評価点=(価格評価点の配分点)×(1-入札価格/予定価格)
なお、価格評価点の配分点は45点とする。
③ 技術評価点の算出方法
技術資料の内容に応じ、下記1)、2)の評価項目毎に評価を行い、技術評価点を与える。なお、技術評価点の満点は90点とする。
1)予定技術者の経験及び能力
2)実施方針等
3)評価テーマ
技術評価点の算出方法は、以下のとおりとする。
技術評価点=(技術評価点の満点)×(技術評価の得点合計/技術評価の配点合計)
4.入札手続等
(1)担当部局
〒460-0001 愛知県名古屋市中区三の丸2-5-2
中部地方環境事務所 総務課 (相田、有田)
電話052-955-2130 FAX052-951-8889
(2)入札説明書の交付期間、場所及び方法
入札説明書は以下で交付する。
交付期間:平成27年7月10日(金)~平成27年7月21日(火)(土曜、日曜及び祝日は除く)10時00分~17時00分までとする。ただし、最終日は12時00分まで。
入手方法:交付場所は、上記(1)に同じ。
郵送による交付も行うが、400円分の切手を添付した角2(A4判用)返信用封(宛先を記載すること。)を上記(1)の場所へ送付すること。(競争参加資格の(写)を同封すること)なお、上記の交付期間までに到達しなかった場合は、入札説明書の交付は行わない。
交付場所:4.(1)に同じ
(3)参加表明書を提出できる者の範囲
参加表明書を提出する時において、2.(1)②に掲げる一般競争参加資格の認定を受けている者とする。
(4)参加表明書の受領期限並びに提出場所及び方法
受領期限:平成27年7月22日(水)17時00分
提出場所:4.(1)に同じ。
提出方法:持参又は郵送(書留郵便等の配達の記録が残るものに限る)すること。
(5)技術提案書の受領期限並びに提出場所及び方法
受領期限:平成27年8月5日(水)12時00分
提出場所:4.(1)に同じ。
提出方法:持参又は郵送(書留郵便等の配達の記録が残るものに限る)すること。
(6)入札及び開札の日時及び場所並びに入札書の提出方法
提出方法:中部地方環境事務所1階会議室に持参すること。
入札及び開札日時:平成27年8月10日(月)11時00分
(7)電子調達システムの利用
本案件は、電子調達入札システムで行う。なお。電子入札システムによりがたい者は、発注者に申し出た場合に限り紙入札方式に変えることができる。
・https://www.geps.go.jp
5.その他
(1)手続において使用する言語及び通貨
日本語及び日本国通貨に限る。
(2)入札保証金及び契約保証金
①入札保証金 免除
②契約保証金 免除
(3)入札の無効
本公示に示した指名されるために必要な要件を満たさない者のした入札、参加表明書に虚偽の記載をした者のした入札及び入札に関する条件に違反した入札は無効とする。
(4)手続きにおける交渉の有無 無
(5)契約書作成の要否 要
(6)関連情報を入手するための照会窓口上記4.(1)に同じ。
(7)本案件は提出資料、入札を紙入札方式で行うものであり、対応についての詳細については、入札説明書による。
(8)詳細は入札説明書による。