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中部地方環境事務所

報道発表資料

2011年09月12日
  • その他

「めぐりふーど」シンボルマークデザインの発表

中部地方環境事務所

 中部地方環境事務所では、循環型社会の実現を目指し、地域から発生する廃棄物から有効な資源を回収して、地域内での有効活用を進める「地域循環圏」の構築に向けた取組を進めています。その重点的な取組の一つである食品リサイクルの取組をより多くの方々に身近に感じていただき、認知度のアップ、イメージの向上等を図ることを目的に、食品リサイクルの愛称として「めぐりふーど」を、また、そのシンボルマークを公募を経て決定しましたのでお知らせします。
 食品リサイクルを推進するための、愛称・シンボルマークの活用は、全国で初めての取組となります。当事務所では、この愛称とシンボルマークを、広く活用していただき、食品リサイクルの取組を拡大するとともに、中部圏発の取組として全国への拡大をもめざしていきます。

1 シンボルマーク作成の経緯等

 当事務所では、循環型社会の形成を目指し、「中部地方における地域循環圏の構築に向けた検討」を、食品リサイクルループの構築をテーマに進めています。
 有識者等による検討会(座長:名古屋大学大学院生命農学研究科 淡路和則准教授)における検討過程で、事業者による取組を持続的なものとして支えるには、食品リサイクルへの取組を身近に感じられる形でより多くの方々に知ってもらうことで、消費者等が食品リサイクル由来の農畜産物等を選択しやすくすることが課題と指摘されました。
 これを受け、同検討会では、食品リサイクルの取組を表す愛称として「めぐりふーど」を決定しました。また、この「めぐりふーど」をより効果的に利用することを目的に、シンボルマークのデザインを6月より募集したところです(全国津々浦々から371点の応募あり)。
 この度、右検討会における審査を経て、その採用作品が以下のとおり決定しました。

2 シンボルマークのデザイン


(カラーの場合)

(白黒の場合)

 (愛称の「めぐりふーど」は、「めぐり」は循環し、再びもとに返ることを、「ふーど」は食品を表しており、この2つの表現を合わせた造語です。)

3 入選者

○ 最優秀作品(2.の採用デザイン)

 岡本 欣吾(おかもと きんご) 名古屋市在住 デザイナー

○ 優秀作品

 須賀 裕明(すが ひろあき) 東京都在住 グラフィックデザイナー
 こばし さとみ 大阪市在住 グラフィックデザイナー

4 利用方法等

 この愛称とシンボルマークの利用は、食品リサイクルに結び付く取組を行っている事業者、それを応援いただける方々に広く御利用いただき、中部地方から幅広い普及を図っていくことしています。

誰が利用できるのですか?
 中部地方環境事務所の管内(富山県、石川県、福井県、長野県、岐阜県、愛知県、三重県)にお住まい
 の個人又は事業所を有している企業・団体です。
愛称だけ使うことはできるのですか?
 シンボルマーク及び愛称のみの個別使用はできません。
いつから使えるのですか?
 利用方法の決定及び利用申請の受付開始は、9月下旬を予定しています。

5 今後の予定

 愛称及びシンボルマークは、9月18日(日)に「環境デーなごや2011中央行事」と連携して開催される「平成23年度3R推進中部地方大会」の第一弾イベントにおいてお披露目いたします。また、11月15日(火)に同大会の第二弾イベントとして開催する「食品リサイクルのこれからを考えるシンポジウム」(仮称)において、最優秀作品応募者の表彰式を行います。
 なお、愛称及びシンボルマークの利用方法の決定及び利用申請の受付開始は、9月下旬を予定しています。詳細は、改めてお知らせいたします。