2017年6月12日
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2017年06月12日小池地区の現場確認
鈴木 政裕
お久しぶりです。鈴木です。
白峰での生活もだいぶ慣れてきました。
もう雪もすっかり溶けて、春も終わり暑い季節になってきましたね!
生き物たちもいたるところで活動しているのが確認できます。
5月26日に福井県の大野市にある小池地区に行ってきました。
目的は土砂で崩れた道の現場確認です。天候にも恵まれ、さわやかな気分で行ってきました!
歩いていると早速、葉の上にカツオゾウムシがいました。
錆びた鉄のような色をしたイカした虫です。
辺りのイタドリを見ると沢山のカツオゾウムシが確認できました。
どうやらイタドリを食草にしているようです。
植物も沢山確認でき、サクラソウなどの他に在来タンポポ等が群生していました。
この崖は、目の前を流れる打波川に長年削られて今の姿になったそうです。
地層のことは詳しくは分かりませんがこの崖が今の姿になるまで、
想像を絶する年月が掛かったことでしょう。なんだかロマンを感じてしまいます。
肝心の土砂崩れが起きた現場は工事されていて、
通る分にはほとんど問題ないような状態になっていましたが、
三ノ峰への登山口へ来られる際には足下にご注意ください。
以上 小池地区の現場確認でした!仕事以外でも来てみたい場所ですね!
本格的な夏になれば山に巡視に行く機会増えて忙しくなりそうですが、それと同時に楽しみでもあります。
それに伴いこれからはAR日記を書く頻度を上げていこうと思いますので、よろしくお願いします!
こんにちは。須坂市の五味池破風高原(ごみいけ はふ こうげん)には、100万株ともいわれるレンゲツツジの大群落があります。
5月23日には、下の写真のようにつぼみが硬いものがほとんどでした。
<五味池破風高原を訪れた方がまずは向かうであろう、つつじハウス付近。>
では、いつ頃咲くのでしょう。
6月9日の須坂市観光協会だより<http://blog.suzaka.jp/kanko/2017/06/09/p33406>によると、大池周辺のレンゲツツジが開花したとのことです。
五味池破風高原のレンゲツツジは見頃が長く、6月上旬から咲き始め、7月上旬まで見ることができます。中でも満開の時期は6月中旬から下旬だそうです。
レンゲツツジの咲いている期間が長いのは、五味池破風高原は広く、高原内に標高差があるためです。標高の低いところから咲き始め、標高の高いところに見頃の場所が移っていきます。上の記事にある「大池」という場所は、標高の低いところです。
レンゲツツジの開花の盛期に当たる、6月17日(土)にはレンゲツツジを見るハイキングが須坂市観光協会の主催で行われます。どうぞお出かけください。
<高原内で最も標高の低い、大池周辺。平成28年6月2日撮影。>
さて、五味池破風高原は、破風岳(標高1,999m)が最高点となる西側に緩やかに下る傾斜を持つ台地状の草原です。かつては牛の放牧が行われていました(現在は休牧)。牛は毒のあるレンゲツツジを食べないので、レンゲツツジが食べ残された結果、現在のような大群落となりました。
地形が西に向かって下る斜面なので、北アルプス、北信五岳や善光寺平の壮大な眺めを見ることができます。
なので、視界が良ければ、標高の高いところにある大平(おおだいら)付近からは、レンゲツツジの花の向こうに善光寺平、さらに奥に北アルプスの山並みという、須坂市発行のパンフレットに使われているような写真を撮ることもできます。(残念ながら、私はそういう写真を撮影できていません。)
また、山歩きが好きな方は、破風岳や土鍋山への登山口として利用することもできます。
いろいろな楽しみ方ができる五味池破風高原にどうぞお出かけください。
なお、五味池破風高原自然園へのアクセス道路は、道路が狭くカーブが連続します。須坂駅から車で約50分です。運転に注意してお出かけください。