中部地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。
1件の記事があります。
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アクティブ・レンジャーとは、自然保護官の補佐役として、国立公園等のパトロール、調査、利用者指導、自然解説などの業務を担う環境省の職員です。管内には、上信越高原、妙高戸隠連山、中部山岳、白山、伊勢志摩国立公園があります。
見習いレンジャーたちへ、二回目の授業です。(前回の記事はコチラ)
この日は、半日使って老岬の海岸調査!
・・・の予定だったのですが、あいにくのお天気で、やむなく場所を教室に変更。
私たちも残念でしたが、みなさん調査に行こうと張り切ってくれていたので
「志摩の海の生きもの」を中心に授業することにしました♪
<ミッション1>漂着物から探る
漂着物を調べると、志摩市の海で暮らすいろんな生きものたちの存在が見えてきます。
動物の骨の一部を見たり触ったりしながら、元の姿を想像してもらいました。
【さて何の骨でしょう?後ろの映像もヒント!】
<ミッション2>志摩市にもいる絶滅危惧種
志摩市には、産卵にやってくるアカウミガメの他、いろんな絶滅危惧種がいます。
レッドデータブックを使い、志摩市にいる絶滅危惧種を調べて報告してもらいました。
【このチームは、国語辞典まで使って調べてくれています!】
【授業後もレッドデータブックに夢中の2人】
そして、教室の壁を見ていると・・・
こんな新聞がずらり!前回の授業後に作ったものだそうです。
将来レンジャーになりたい、と書いてくれている子も♪
(伊勢志摩国立公園に)2人しかいないレンジャーを助けないと!とみなさん張り切ってくれているそうで、他の授業のときもレンジャー名札をしていってくれたとのこと。質問タイムでの熱心な質問からも、真剣に取り組んでくれているのが伝わってきました。そんな気持ちで授業に臨んでくれるのは、とっても嬉しいです!
次回の授業は、年明け!
波切小レンジャーのみなさん、あとすこし一緒にがんばりましょうね!!(^^)/