中部地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。
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アクティブ・レンジャーとは、自然保護官の補佐役として、国立公園等のパトロール、調査、利用者指導、自然解説などの業務を担う環境省の職員です。管内には、上信越高原、妙高戸隠連山、中部山岳、白山、伊勢志摩国立公園があります。
山スキーやスノーシューを履いた皆さんが、
山頂を目指して登っていました。
真冬とは違う陽気に、すぐに汗が噴き出てきます。
途中、植生の様子や、施設の様子を確認しながら、
どんどん高度を上げていきます。
<降雪前に養生した看板も、無事冬眠中?でした。>
山頂近くでは、少し霞んではいましたが、
遠くに北アルプスの稜線や妙高の山々を望むことが出来ました。
前後して登ってこられた公園利用者の皆さんも、
景色に歓声を上げていらっしゃいました。
<北アルプスの山々を遠くに眺める、秋本保護官>
春ももうそこまで来ているようでした。
さて、この時期に山に入られる皆さんにお願いです。
最近の陽気に加え、先日の雨の影響もあって、
雪はずいぶん減っているようです。
ところどころに、土や草木が顔を出しています。
幸い今回はコース外に出ている人には会いませんでしたが、
コースの外には、スキーやスノーボードの滑走、スノーシューにより
踏み折られた植物が目に付きました。
<滑走跡には、無残にも折れてしまったレンゲツツジが・・・>
すばらしい山の自然を守るためにも、登山者の皆様には、
顔を出した植物たちを踏まないようなコースをとって
頂くようにお願い致します。