トピックス(2012年4月〜2013年3月)

2012年04月12日

『志摩まちづくりフォーラム「新しい里海のまち」をめざして』の開催について

中部地方環境事務所

 中部地方環境事務所は、志摩市と共催し、これからの志摩市の里海づくりについて、市民や行政関係者の理解を深めていただくため、3月3日(土)に志摩市役所でフォーラムを開催しました。当日は、約170名が来場され、志摩市の里海創生基本計画の概要や国立公園と地域づくりについてお聞きいただくとともに、高知県大月町柏島におけるエコツーリズムや岡山県備前市の日生町漁協が取り組んでいるアマモ場再生など、他地域の先進事例を学び、志摩市の里海づくりについて考える機会になりました。

1 概要

(1)話題提供
 志摩市里海推進室の浦中係長は、現在志摩市が策定を進めている『志摩市里海創生基本計画』の概要について説明し、市民1人1人の取組や関係者が連携した取組が重要であると訴えました。

 中部地方環境事務所国立公園・保全整備課の野村課長は、「伊勢志摩国立公園と地域づくり」と題して、伊勢志摩国立公園での環境省の取組を説明し、環境省が里海づくりを一緒に進めていけることを伝えました。


  志摩市里海推進室・浦中係長

 中部地方環境事務所・野村課長
(2)事例紹介
「エコツーリズムによる持続可能な里海づくり」
 高知県のNPO法人黒潮実感センターの神田センター長は、「エコツーリズムによる持続可能な里海づくり」という題で、高知県西南端に位置する柏島の豊かな自然を活かした取組をお話しいただきました。間伐で出た枝葉をアオリイカの産卵床にしたり、山と海をつなぐ活動を地元の子どもたちが参加する環境教育として展開したりしていて、それらを地元林業関係者、ダイバー、漁業者が一体になって取り組むようになってきた、と関係者間の調整の難しさを交えて紹介していただきました。

「アマモと牡蠣の海 -岡山県日生町漁協の取り組み-」
 海洋建設株式会社水産研究所の田中所長からは、岡山県備前市の日生(ひなせ)町漁協が取り組んできたカキ殻を利用したアマモ場再生を紹介していただきました。また、カキ殻など二枚貝の貝殻を利用した底質改良技術開発事業により、海水の濁りが改善し、底生生物が増加した調査結果もお話しいただきました。


NPO法人黒潮実感センター・神田センター長

海洋建設株式会社水産研究所・田中所長

2 今後の取組

 志摩市の「新しい里海創生によるまちづくり」は始まったばかりです。中部地方環境事務所では、引き続き志摩市と連携し、伊勢志摩国立公園における里海づくりを進めていきます。

3 お問い合わせ先

中部地方環境事務所 国立公園・保全整備課
愛知県名古屋市中区三の丸2-5-2(8:30-18:00)
TEL:052-955-2135  FAX:052-951-8919

志摩自然保護官事務所
三重県志摩市阿児町鵜方3098-26(8:30-17:15)
TEL:0599-43-2210  FAX:0599-43-2373

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