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中部地方環境事務所TOPICS>2009年度

【開催報告】国際生物多様性年キックオフシンポジウム「つなげる・つながる・つながってゆく!」~命の連鎖 - 私たちの里海・伊勢湾の生物多様性~を開催しました

2010.02.01 中部地方環境事務所

 今年2010年(平成22年)は、国連の定めた国際生物多様性年であり、また、愛知県名古屋市で生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)が開催される重要な年です。
 そこで、生物多様性の保全と持続可能な利用の重要性について一般の理解を深め、COP10に向けた東海地方の気運の向上を図るため、伊勢湾の里海をテーマとしたシンポジウムを、三重県漁業協同組合連合会との共催で開催しました。

 シンポジウムは一般市民・漁業者の皆様約150名にご参加いただき、熱気あふれるシンポジウムとなりました。

シンポジウムの様子

 冒頭、田村統括自然保護企画官から生物多様性について説明した後、三重大学大学院生物資源学研究科の前川行幸教授から伊勢湾についての生物多様性の現状、課題や対策についてご講演を頂きました。

田村統括自然保護企画官

三重大学大学院生物資源学研究科
前川行幸教授

 さらに、地域における生物多様性保全の取組事例として、きれいな伊勢志摩づくり連絡会議の高屋充子会長から海岸清掃活動の取組が、鳥羽磯部漁業協同組合答志支所青壮年部橋本政幸部長から漁業者によるアラメ再生の取組が報告されました。

きれいな伊勢志摩づくり連絡会議
高屋充子会長

鳥羽磯部漁業協同組合答志支所
青壮年部 橋本政幸部長


 パネルディスカッションでは、海島遊民くらぶの江崎貴久代表がコーディネーターになり、パネリストに上記発表者の他真珠養殖事業者の原条誠也氏も加わり、里海とのつながりの再認識をテーマに議論が行われました。
 市民や漁業者のそれぞれが、生物多様性保全を意識し、取り組むための機会となりました。シンポジウムの詳細については、後日とりまとめて、掲載する予定です。

パネルディスカッション

資料

シンポジウム冒頭で放映した伊勢湾の生物多様性イメージ映像
シンポジウムの詳細 [PDF 2,825KB]
チラシ [PDF 1.466KB]