報道発表資料

2021年04月23日

中部山岳国立公園南部地域のポスター制作について

 環境省中部山岳国立公園管理事務所では、中部山岳国立公園のブランド力と認知度を高めることを目的に2種類のポスターを作成しました。このポスターはとりわけ中部山岳国立公園南部地域の価値や魅力を印象的に伝えるデザインとなっています。

 本ポスターは、中部山岳国立公園南部地域に関係する各所に配布し、多くの方にご覧いただける場所に掲載する予定です。

1.作成の背景

 環境省では、2016年(平成28年)3月に政府がとりまとめた「明日の日本を支える観光ビジョン」に基づき、日本の国立公園を世界水準のディスティネーションとして上質化し、ブランド化を図る「国立公園満喫プロジェクト」を推進しています。
 中部山岳国立公園南部地域(長野県松本市及び岐阜県高山市等)では、行政機関や地域の関係団体等で構成する「中部山岳国立公園南部地域利用推進協議会」を2017年(平成29年)10月に設置し、現在は、2021年(令和3年)3月に策定した中部山岳国立公園南部地域利用推進プログラム2025に基づき、関係者連携のもと、利用推進に向けた取組を進めています。
 本ポスターは、当プログラムのコンセプトである『Birthplace of the Japanese Alps - Discover, Experience and Share the Wonder -』の文字や、コンセプト普及のためのロゴマークの盛り込み、中部山岳国立公園とりわけ南部地域のブランド力と認知度を高めることを目的に作成したものです

2.作成したポスター

 以下の2種類のポスターを作成しました。一つ目は、中部山岳国立公園南部地域の山岳エリアのアイコンともの言える槍ヶ岳をメインにしたもので、二つ目は、松本市、高山市にまたがる南部地域全体を表現したものです。ポスターデザインに込めた思いについては、以下をご覧ください。

※画像をクリックするとダウンロードが可能です(「3.ポスターの活用方法」参照ください)。

 ポスターに込められたメッセージ

 ①Mt.Yarigatake

 『Birthplace of the Japanese Alps』のアイコンである槍ヶ岳の姿を、「国立公園統一マーク(National Parks of Japan)」をモチーフにしながら、グラフィックアートとして表現しました。太陽をデザインに組み入れることで、山岳の神聖さと日本らしさを表しています。中部山岳国立公園においては、古くは山岳信仰による登拝者が見られ、近代になるにつれてアクティビティとしての登山を楽しむ者が多くなるなど、人と山との関わりの文化を表現するため、山岳そのものだけではなく、国立公園指定以前からアルピニズムの礎として営業を続けている山小屋と、主に彼らによって守り育てられている登山道も配置しています。さらに、営業している山小屋がひとつの山域にこれだけ多く存在していることは、日本はおろか世界的にも貴重です。それを表現するため、そこに息づく人の営みや交流が感じられるよう窓に灯りをともしています。このポスターを見ることで、これまでに登山経験がある方は、山岳の魅力への新たな気づきの機会としていただき、これまで登山経験がない方や3,000m級の登山にチャレンジされたことがない方は、行ってみたい、と思っていただくきっかけになれば幸いです。

 ②Takayama~Matsumoto

 どこか懐かしさを感じられるようなノスタルジックなデザインを採用しました。最奥には槍ヶ岳を配置し、順に穂高連峰、焼岳、乗鞍岳等をイメージした山々により、中部山岳国立公園の奥行と重なりを表現しています。さらに山肌や水面のテクスチャには伝統的な木版画/刺し子のスタイルを用いています。また、高山から松本までの間に位置する中部山岳国立公園南部地域には1枚のポスターでは表現しきれないほどの多種多様な魅力があり、その全てをデザインとして採用することはできませんでしたが、このエリアの特徴を端的に表現するため、いくつかの工夫を凝らしています。例えば、テクスチャとして、槍ヶ岳と穂高連峰の間の空間には白樺のタネを散りばめたり、また、穂高連峰と焼岳の間の空間にはライチョウの足跡を表現しています。また、日の出や日の入り時は、中部山岳国立公園の景観が最も印象的に輝く時間帯であり、山と人との関わりによる文化や歴史の表現として、日の光に浮かび上がる鳥居のシルエットを盛り込んでいます。さらに、焼岳をイメージした茶色の山の脇からは、自然に湧出する温泉の湯けむりを見せています。ご覧になられる方が、これらにより、日本の国立公園の特徴であり、中部山岳国立公園が持つ、自然と文化の多様性を感じていただけると幸いです。

3.ポスターの活用方法

 ポスターは多くの方にご覧いただけるよう、中部山岳国立公園南部地域に関係する観光案内所や駅構内、中部山岳国立公園パートナーシップ締結団体等に配布し、多くの方にご覧いただける場所に掲載いただく予定です。
 ポスターご希望の方への個別の配布は考えておりません。ご使用をお考えの方は、別紙の注意点をよくお読みいただいた上での、ご使用は可能となっております。

別紙「中部山岳国立公園南部地域ポスター使用にあたっての注意点について」

■ 問い合わせ先
環境省 中部山岳国立公園管理事務所
(直通 : 0263-94-2024)
所長:森川 政人
国立公園利用企画官:甲斐原 さなえ
国立公園管理官:原田 純平
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