報道発表資料

2020年08月01日

乗鞍岳から中央アルプス駒ケ岳へのライチョウ3家族の移植結果

 環境省では、8月1日に乗鞍岳から中央アルプス駒ヶ岳にライチョウ計3家族19羽(雌3羽、ヒナ計16羽)をヘリコプターにより移送しましたのでお知らせします。現在、家族ごとに別々のケージに収容しており、1週間程度現地の環境に慣らした後に放鳥する予定です。

1.事業概要

 環境省では、平成30年に約50年振りにライチョウの雌1羽が確認された中央アルプス駒ヶ岳において、令和2年4月に策定された「第二期ライチョウ保護増殖事業実施計画」に基づき、中央アルプスの個体群を復活させるための事業を進めています。この目的達成のため、8月1日に乗鞍岳から中央アルプス駒ヶ岳に計3家族19羽を移送しました。

2.実施結果

(1)乗鞍岳における各ケージの状況

 6月26日からケージ設置等を開始し、移送日である8月1日までケージ保護事業を実施してきました。移送した3家族の詳細は以下のとおりです。
 

 1)第1ケージ 雌1羽 ヒナ6羽

 2)第2ケージ 雌1羽 ヒナ6羽

 3)第3ケージ 雌1羽 ヒナ4羽(※)

※悪天候等の影響により、ヒナ2羽が衰弱し、7月28日、7月30日にそれぞれ死亡しました。

(2)ヘリコプターによる移送の状況及び中央アルプス駒ヶ岳における移送後の状況
  令和2年8月1日 
         9:15 乗鞍岳においてライチョウをケージからヘリコプターへ移動準備

         10:02 乗鞍岳からヘリコプターが出発

         10:18 中央アルプス駒ヶ岳にヘリコプターが到着

         10:45 ライチョウをケージに収容

3.今後の取組について

 環境省では、今回中央アルプス駒ヶ岳でケージ保護している3家族(19羽)を8月中旬に放鳥し、駒ヶ岳周辺におけるニホンザルのモニタリングやテン等の捕食者対策を行いつつ、ライチョウの生息状況について定期的にモニタリングを行う予定です。

(参考)ライチョウ保護増殖事業計画及び生息域内保全事業について

    http://chubu.env.go.jp/shinetsu/wildlife/rockptarmigan.html

    (環境省信越自然環境事務所ホームページ)

■ 問い合わせ先
環境省中部地方環境事務所信越自然環境事務所 野生生物課 
TEL:026-231-6573 FAX:026-235-1226
(〒380-0846 長野市旭町1108 長野第一合同庁舎3階)
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