報道発表資料

2020年05月22日

中央アルプスにおけるライチョウ雌の生存確認調査の結果について

 環境省では、「第二期ライチョウ保護増殖事業実施計画」に基づき、長野県の協力を得て令和2年度に中央アルプスにおいて飼育卵を用いた野生復帰事業を実施する予定です。今回は、平成30年8月以降確認されていた雌の生存確認のために環境省が実施した現地調査によって、今年も雌が生存していることが明らかになったのでお知らせします。

1.調査の内容

 1960年代にライチョウが絶滅したと考えられる中央アルプスにおいて、平成30年に北アルプス又は乗鞍岳から飛来したと考えられる雌1羽の生存が確認されました。本年度の事業として、この雌個体に飼育個体由来の卵を野生復帰させる事業、および孵化後のケージ保護事業を予定していますが、昨年11月を最後に生存が確認されていませんでした。そのため、令和2年5月20から22日にかけて雌個体の生存確認調査を中央アルプスの駒ヶ岳周辺において実施しました。

 なお、今回の調査は新型コロナウイルス感染症蔓延に伴う登山自粛が要請されている状況のため、山岳ガイドによる現地指導の下、最小人数で感染拡大の防止を含めた安全管理に最大限配慮した上で、実施しました。

2.調査結果

 令和2年5月20日  (天気:晴れ後霧)北御所登山口から伊那前岳経由で中央アルプス駒ヶ岳へ登山

  15:00から現地調査を開始

     5月21日  (天気:霧時々霧雨)4:30から現地調査を開始

     5月22日  (天気:晴れ)下山

 5月20日の調査で中央アルプス駒ヶ岳周辺において足跡を発見しましたが、個体の発見には至りませんでした。5月21日(木)午前5時30分頃に、中央アルプス駒ヶ岳周辺で雌個体を確認しました。この調査結果を受け、今後の飼育卵を用いた野生復帰事業については、当初の予定どおり令和2年6月初旬以降に実施を予定しています。

 今後の卵の野生復帰事業のスケジュールや取材対応等については、後日に改めて公表します。

※ 今回の調査において撮影された静止画及び動画については、全て環境省から提供します。提供を希望される場合は、下記までお問い合わせください。

■ 問い合わせ先
○環境省信越自然環境事務所
野生生物課 生息地保護連携専門官 小林 篤
TEL:026-231-6573 FAX:026-235-1226
E-Mail : ATSUSHI_KOBAYASHI@env.go.jp
(〒380-0846 長野市旭町1108 長野第一合同庁舎3階)
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