報道発表資料

2012年09月12日

報道発表:伊勢志摩国立公園英虞湾における干潟再生事業の開始について

 中部地方環境事務所

 伊勢志摩国立公園の英虞湾では、かつて湾奥部に広がっていた干潟のうち、約70%が干拓により失われています。
 現在、「新しい里海創生によるまちづくり」をめざしている地元志摩市を初め、関係機関、団体の連携協働のよる里海創生のための総合的な取り組みが進められていますが、その一環として、かつて干潟だった沿岸休耕地に海水を導入して干潟の再生をめざす試みが始まっています。
 環境省においても、国立公園の海域の景観、生物多様性の保全及び創出を図る観点から、ホテル近鉄アクアヴィラ伊勢志摩内の沿岸休耕地(志摩市登茂山地区)において、9月14日に水門を開放し、干潟の再生の取り組みを開始しますのでお知らせします。
 本事業は、国立公園の適正海域管理推進事業(通称「マリンワーカー事業」)として実施するもので、土地所有者、漁業者及び関係行政機関等との協働により進めていきます。

1.目的

 本業務は、かつて干潟だった沿岸休耕地において潮受け堤防の水門を開放し、海水を再導入することにより、干潟の再生を試みるもので、英虞湾の海域環境の改善及び生物多様性の保全が目的です。

2.事業期間

平成24年9月から平成27年3月(予定)

※水門は平成24年9月14日(金)15時に開放します。

3.実施場所

志摩市大王町船越大谷浦
ホテル近鉄アクアヴィラ伊勢志摩内の沿岸休耕地 約1ha
(伊勢志摩国立公園第2種特別地域・登茂山集団施設地区)

別添資料
位置図 [PDF 643KB]

4.事業の進め方

 水門開放後は、生物や環境の定期的な調査を3年にわたり実施していく予定です。また、地域住民やホテル近鉄アクアヴィラ伊勢志摩の宿泊客等を対象にした自然観察会や自然体験プログラムを実施していく予定です。
 環境調査や再生干潟の利用については、土地所有者、漁業者、エコツアー事業者及び関係行政機関等による合意形成を図り、関係者の協働により進めていきます。

5.現地の様子

対象の沿岸休耕地(堤防内)干潮時の堤防前の海域

6.問い合わせ先

志摩自然保護官事務所 担当:藤田
TEL:0599-43-2210 FAX:0599-43-2373

(参考)干潟再生のイメージ

干潟再生のイメージ
(出典:三重県水産研究所)

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