報道発表資料

2012年05月07日

報道発表:白山国立公園の公園区域の拡張及び公園計画の変更について

中部地方環境事務所

 指定50周年を迎える白山国立公園の区域が拡張され、福井県勝山市小原地区の2,200haが、新たに公園区域に加わったので、お知らせします。変更後の面積は、49,900haとなります。この拡張及び関係する公園計画の変更は、本日、平成24年5月7日付けで官報告示されました。
 小原地区は、原生の状態が保たれた日本海型ブナ自然林が良く保全されており、イヌワシやクマタカといった大型猛禽類や、環境省及び福井県のレッドリストで絶滅危惧種に選定されているヤマネやホンドオコジョ並びにその他の大型哺乳類が確認されるなど、優れた自然環境を有しています。
 環境省としては、今後とも地元関係機関等と連携し、我が国を代表する自然景観を有する白山国立公園の適切な保護と利用を図っていきます。

1.変更の理由

  現在の国立公園に隣接する小原地区は、原生の状態が保たれた日本海型ブナの自然林が分布する等、既存の指定区域と同等の資質を有し、生態系の観点から重要な地域として認められたことから、今回拡張することとなりました。
 これは、平成22年10月に環境省公表の「国立・国定公園総点検事業」において、自然性の高いまとまりのある森林が山頂部から山麓部にかけて分布し、哺乳類、鳥類等の野生動物の生息地として評価され、白山が我が国の重要地域として選定されたことを受け、さらに調査・分析等を加えた結果によるものです。
 今回の公園計画変更は平成22年度に着手し、関係機関と調整し、平成24年3月に環境大臣から中央環境審議会に諮問され適当である旨、答申されたことを受け、本日付けで告示がなされるものです。

2.変更のポイント

①福井県勝山市小原地区(2,200ha)の公園区域への編入

 取立山、大長山、赤兎山、法恩寺山等に囲まれ、既存の白山国立公園と同等の資質を持つ福井県勝山市小原地区※(2,200ha)を公園区域に編入します。

 小原地区は、原生の状態が保たれた日本海型ブナ自然林が良く保全されており、また福井県下で最大規模のリュウキンカ群落が見られる湿地が存在し、イヌワシやクマタカといった大型猛禽類、環境省及び福井県のレッドリストで準絶滅危惧種に選定されているヤマネ及びホンドオコジョ並びにその他の大型哺乳類が確認されています。

②利用施設計画の追加

 小原地区から取立山、大長山、赤兎山、法恩寺山等への登山利用や、白山へ登拝するための越前禅定道を重要な歴史文化資源として再評価し、これらの適正な利用を図るため、車道、歩道、園地等の利用施設計画を追加します。

③保護規制計画の強化(一部区域を第3種特別地域から第2種特別地域へ変更)

 編入した公園区域2,200haのうち1,549ha は隣接する公園区域と同様に第3種特別地域としますが、車道及び歩道の周辺については、風致の維持を図るため、934haを新たに第2種特別地域(新たに編入する公園区域:651ha、既存の公園区域の第3種特別地域からの振替え:283ha)とします。

3.参考資料


経ヶ岳から望む拡張区域

添付資料1:白山国立公園の公園計画変更の詳細 [PDF 107KB]
添付資料2:白山国立公園保護規制計画変更図 全体図 [PDF 1,536KB]
添付資料3:白山国立公園利用施設計画変更図 全体図 [PDF 1,624KB]
添付資料4:白山国立公園の概要 [PDF 628KB]

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