報道発表資料

2012年03月13日

報道発表 : 愛知県田原市汐川河口域において新たに生育が確認された外来植物スパルティナ ・ アルテルニフロラ(イネ科)の記者発表資料について

中部地方環境事務所

 環境省が実施している平成23年度愛知県の干潟等沿岸部外来種侵入状況調査の中で、田原市の汐川河口域において、愛知県で3例目となるスパルティナ ・ アルテルニフロラの生育が確認されました。
 汐川が流れ込む汐川干潟は、渡り鳥の重要な生息地であり、また、希少な種を含む多種多様な動植物が生息している貴重な塩性湿地として環境省の重要湿地500に掲載されています。
 環境省中部地方環境事務所では、侵入初期段階における早期駆除が不可欠と判断し、愛知県及び、田原市の協力を得て、生育していた3株の除去を3月7日に実施いたしました。
 環境省で汐川干潟の調査を実施した結果では、これまでのところ、除去した3株以外のスパルティナ ・ アルテルニフロラの生育は確認されていませんが、今後、汐川干潟周辺において、関係機関の協力を得ながら注意深くモニタリングする等の対策を取ることとしています。

1.確認状況

○確認日 :
平成24年2月28日
○確認場所 :
汐川河口域(添付資料 : 図1,2 [Word 1,762KB])
○確認株数 :
3株
○確認の詳細
 生育していた場所は、汐川干潟に流れ込む汐川河口域です。いずれの株も大きくはありませんが、開花した形跡のある株があることから、少なくとも平成23年には汐川河口域に生育していたものと考えられます。
 また、地下茎から伸びる芽は株の中心から直径1m以上の範囲に及んでいます。確認された株の詳細は別添写真に示すとおりです。(写真提供可)

2.駆除状況

駆除状況

○日時 :
平成24年3月7日
○場所 :
汐川河口域(添付資料 : 図1,2 [Word 1,762KB])
○作業参加者 :
環境省中部地方環境事務所、愛知県(環境部、建設部)、田原市
○作業内容等 :
標本の採取
全株の堀取り(株、地下茎及び散在する小さな幼植物まで含む)
河川外(堤防の管理用道路)にスパルティナ ・ アルテルニフロラの地下茎を含む土砂を搬出し枯死させる

3.今後の対応

 中部地方環境事務所としては、梅田川周辺域における防除効果のモニタリングを継続的に行うことにより分布域の拡大 ・ 縮小モデルの実証等を行う予定です。

参考 平成23年度愛知県の干潟等沿岸部外来種侵入状況調査

 本調査は、スパルティナ ・ アルテルニフロラの生育が確認され、既に面的な分布情報のある梅田川河口部及び周辺域、阿久比川河口部及び周辺域において、詳細な生育範囲調査と冬期のモニタリングを行い、昨年度実施した駆除方法別の分散抑制効果を検証し、航空写真を利用しての侵入状況の経年変化状況調査を調査するものです。また、三河湾、伊勢湾において同様な環境にある港湾、流入河川、周辺に位置する重要干潟等を中心に、スパルティナ ・ アルテルニフロラの侵入状況を調査し、侵入があった場合には、生育実態の把握し、必要に応じて駆除方法の検討を行うとともに、土地管理者に情報提供を行うことを目的としています。

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